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2006年3月30日 (木)

ばあちゃんの誕生日

一日早いがばあちゃんの誕生会をした。ばあちゃんが、お寿司をご馳走してくれるという。テーブルに置かれたケーキには、“おばあちゃんおたんじょうびおめでとう”と書かれていた。ばあちゃんも一緒に♪♪ハッピーバースデーツーユー♪♪と歌った。最後の♪ディーアおばあちゃん・・・♪のところで、少しはにかんだ。そして「84年生きて、生まれて初めてこんな誕生会をしてもろうた!」と言った。そうかいそうかい、この分じゃあ、また来年も85年生きて生まれて初めて・・・なんて言うかもしれないなあ。
乾杯をしようとしたら、電話が鳴った。ばあちゃんが、「でこちゃんからかもしれない。誕生日だからかけてきたんだろう」と言う。ほんとの誕生日は明日だからと説明し、ビールで乾杯した。ばあちゃんは「ああ今日のビールは格別に美味しい!」と嬉しそうだった。隣で、ビール好きのじいちゃんが一気に飲みほした。みんなで、ばあちゃんに「お寿司、いただきます!」と言うと、ばあちゃんも「どうぞどうぞ。私はウニはいらんけん!」と言った。ばあちゃんは、ウニやイクラが嫌いなのだ。だから、今日のお寿司は残念ながらウニは抜きにしてあった。主賓の好みだから仕方ないか。
嫁の夕ちゃんが、花束を持ってきてくれた。ばあちゃんに、添えられたカードを読んであげた。ばあちゃんは、「きれいかなあ」じいちゃんは、「そうなあ、結婚したとなあ」とまた繰り返していた。
その夜、じいちゃんはトイレに起きて「こんな所には、おられん。戻らないかん!」と困り顔でリビングにやってきた。「まだ暗いから、明るくなるまで、待っていてね」とベッドに入れた。じいちゃんは、「うんうん」と仕方なさそうに、眠った。ばあちゃんは、ぐっすりスヤスヤ夢の中だった。今夜は悪い夢を見ないといいなあ。

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2006年3月29日 (水)

桃の花

庭の桃の花が咲いた。我が家は山の中腹にあるので、平地より気温も若干低く、開花も遅めだ。ばあちゃんもチューリップの花芽には気がついていたが、下ばっかり見ているので桃の花には気がつかなかったらしい。
それでも、朝バタバタと出かけ、夜、陽がすっかり沈んでから帰宅するけいこたんに比べれば、庭の様子がよくわかっているようだ。
しだれ桜もあんなに立派なのがあったなんてと話していた。
そのばあちゃん、昨夜は「誰かが、小刀をたくさん持ってきている!」とリビングに入って来た。夕食後、新しく処方された睡眠剤を服用し、今夜はグッスリ眠れるねと話したばっかりだったのに・・・。
まだみんな起きていて、カーペットの上でゴロゴロしていた時間だった。パパがようやく眠たそうに目を開け、「こっちに来て座っとけば」と優しく声をかけた。ばあちゃんは、ソファーに座って、うつらうつらし始めた。
ふと目をあけたばあちゃんは、そのまま寝室へ行ってしまった。やっと寝る気になったかなあ、と皆はひとまず安心したが。
しばらくして、リビングに戻ってきたばあちゃんは、上着を持って帰ってきた。こりゃ本格的に起きてるつもりらしいな。そこでお茶を入れると、「あー美味しい。そろそろ寝ようかな」と再び、寝室へと歩いて行った。けいこたんもついて行き、ベッドに入ったばあちゃんに布団をかけた。ばあちゃんは、平板式アクセントの熊本弁で「ありがとございます」と言った。今夜は夢を見ずにグッスリ眠れますようにと祈ってやった。睡眠剤の効果がどうなるのか、個人差があるので、まだなんとも言えない。けいこたんなら、今夜飲んだら、恐らく明後日までは眠るだろうなあ。

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2006年3月27日 (月)

一件落着

ショートスティから帰ってきたじいちゃんは、やはり頭が混乱していた。「昼間取り入れた洗濯物はどこにあるか」と探し回る。「布団の上に確かにおいたんだけど」と言いながら台所のテーブルの回りをを1周したので、「じゃあ、ベッドへ行こうか?」と寝室へ誘導。寝室でも「ここにおいてあったシャツがない」と言う。洗濯物の中から下着を取り出してみせると、「ボタンのついたのがない」それならポロシャツかと引っ張り出してみせると、「これじゃない」それなら、明日、明るくなってから探そうということになって、ボタンつきの服を着るために脱ぎすてたパジャマを着せようとすると「ああこれだった。ここにあったんだ」と安心した様子。一件落着だ。
ばあちゃんは、ご飯のあと、新しく処方された睡眠剤を「じゃあ飲んでみようか」ということになって、そのまま布団にもぐっていたので、じいちゃんの騒ぎにも目をあけてはいたが、なんの関心も示さないでそのまま寝てしまった。
今日は、娘のまりりんの卒業式で、テーブルの上には花がところ狭しと置かれていたが、ふたりともなんの関心も示さなかった。

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2006年3月26日 (日)

3月はいろんな意味で忙しい。けいこたんちの子供達も、結婚で独立・就職で上京・進級で大学近くへ転居と三人三様に歩き始めた。あとに残るは、じいちゃん・ばあちゃん・パパとけいこたんの4人家族となる。
その準備でバタバタと忙しい(せわしい)中、ばあちゃんが「なあんも手伝い出来んで、ごめんねえ」とつぶやく。じいちゃんは、長男のお嫁さんに、何度会っても「よろしくお願いします」と言う。嫁のゆうちゃんも「よろしくお願いします」と何回も言うはめになる。ばあちゃんも「なあんも出来んけんよろしくお願いします」を繰り返している。
パパが「今度の日曜日はまた泊まりに行ってもらうよ」とばあちゃんに言った。しばらくして、ばあちゃんが「あんた達がおらんなら、誕生会は今週しようかねえ?」と言う。ばあちゃんは自分達が泊まりに行くときは、私達みんなが、どこかへ出かけると思っているようだ。いやいや自分達もいないんだよとパパと顔を見合わせた。
「おばあちゃんの誕生会は、来週するんだよ。おじいちゃんが、ケーキを買ってくれるって!」隣でじいちゃんが、「俺がぁ?」という顔をした。先日、けいこたんは、じいちゃんと約束を取り付けていた。「おばあちゃんの誕生日には、じいちゃんがケーキを買ってあげてね」と。じいちゃんは、「わかった!」と確かに答えていたのだが・・
ばあちゃんは今月の31日で84歳になる。

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2006年3月25日 (土)

じいちゃんは糖尿病

最近ヘルパー日誌に、ばあちゃんの幻覚の記録が多い。“こどもが頭に袋をかぶって座っている”だったり、“窓ガラスのほうに誰かいるけど、あたは知っとるな?”とじいちゃんに尋ねてみたり。挙句、ソファーに座っているじいちゃんのそばで、庭に向かって「じいさん、じいさん、どこに行くと?」と叫んだり。受診の際、かかりつけの先生にパパが話しても、やはりなんの回答もなく、結局「眠れてないので、睡眠剤を下さい」と処方してもらった。
休みの前日にでも、睡眠剤を飲むように勧めてみようかな。
じいちゃんの記録には、「ご飯を三膳おかわりされました。」とあったり、おやつに、おはぎと桜餅を置いていると、すべて完食させてあったりが祟って、糖尿の値が少し上がった。今回の診察で、糖尿の薬を追加された。Drが仰るには、「一応、出しておきますが、無理なら中止しますから。」とのこと。
新しく処方された薬は食直前服用の薬。食べた物がすぐに消化吸収されることにより、血糖値はグンと上がる。グンと上がった血糖値は下がるのに時間がかかる。下がりきらないうちに、また次の食べ物が入ってくるので、上がりっぱなしなんてことになる。一方、今度の薬はゆっくり消化するように働くため、血糖値はグンと上がらず、ゆっくりゆっくり上がる。ゆっくりゆっくり上がって最上階まで行かないので、下がりやすい。だから、必ず「いただきます」を言って、箸を持つ前に薬を飲みなさいというわけだ。
じいちゃんに、三度三度この薬を飲んでもらえるか。じいちゃんは、素直に飲むだろうが、バタバタしていて、うっかり渡しそこなう懸念があるのだ。それなら食事療法か?Drはパパにご飯はカロリーが少ないから、おかずを減らしなさいと言われたそうだが、もともと、じいちゃんは、ご飯が大好き。おかずを主に食べるばあちゃんと正反対で、ご飯が主だ。ふ~む、またまた悩みの種がふえたぞ。

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2006年3月15日 (水)

くつろぎの日

今日はデイケアの日だ。じいちゃんが、例jのごとくご飯が入らないと言う。昨日のヘルパー日誌には、排便少々と記録されていたが、日頃の食欲からしてみると、もっと多量に出ないとすっきりしないんだろう。その上、じいちゃんは、野菜を多く残す傾向にある。食物繊維の摂取量が少ない上に動かないじいちゃんが便秘で苦しむのも当然といえば当然だ。野菜を常に残さず食べるばあちゃんは、パーキンソン病の人に多くありがちな便秘がない。
ばあちゃんは皿の上に野菜と肉・魚がのっていると、まず野菜が先だ。鍋料理の時も、野菜をとにかく食べるので、みんなの分よそった頃に、けいこたんが、さあ食べようとすると、もう野菜がない。追加追加で間に合わないのだ。
ようやくゆっくり食べれるぞと野菜を追加しようとする。すると、パパがもうお腹いっぱいだから足さなくてもいいよと言う。今からわたしが食べるんじゃい!ってなことが、数回あって、けいこたんも学習したさ。
最近では、テーブルの上の鍋とは別にコンロでも同時進行で材料がグツグツ煮えている。鍋の中は常に満タン状態で、けいこたんも一緒に座って食べれるようになった。
さて、今朝のデイケア出発はスムーズだった。ばあちゃんは、じいちゃんのお腹をやさしくさすってあげてた。「出らん、出らん」というじいちゃんをなだめてオシッコに誘導した。トイレに行ったじいちゃんは、そのまま便座に座りちょっとだけ出たらしい。デイケアのお迎えの人に、便秘で下剤を2錠服用済みを伝えた。ひょとして、大量排便あるかもですと。
ばあちゃんが、朝ご飯を食べなかったじいちゃんのために、おにぎりを持って行くと言ってきた。ご飯の残りが少ししかなかったので、小さなゆかり入りのおにぎりを持たせた。
本日は、公休日。久しぶりの自分の居場所でゆっくりくつろごうと思うけいこたんです。

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2006年3月13日 (月)

春場所

今日の夕方は賑やかだった。ソファーに座ったじいちゃんのそばには、竹刀が置いてあった。
今日からすもうの春場所が始まった。夕方それに気づいたけいこたんは、和室で並んで横たわっていたじいちゃんとばあちゃんに「すもうがあってるよ!」と言ってテレビをつけた。しばらくして見に行くと、やはり二人とも横たわったままだった。「すもうは見ないの?」ばあちゃん「うん」そうか見ないんだ。「すもう見ないならテレビ消すよ!」ばあちゃんがようやく気がつき「すもうがありよっとね?すもう見よ。」とゆっくり起き上がった。明日からしばらくは「今日はすもうがあるよ!」と言っとかねばなるまい。
すもうが済んだ頃、洗面所が賑やかになった。「あいつらが来るけん、なんか棒がなかかな?」じいちゃんの声がしている。ばあちゃんも後ろからついて来て「その辺になかろうか?」とウロウロしている。パパが竹刀を持ってきて「これがあるけど」と渡した。じいちゃんは、渡された竹刀を持って安心したようだった。ばあちゃんもじいちゃんから離れずふたりは一緒に、「ご飯ですよ」の声が聞こえるまでソファーに座っていた。

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2006年3月12日 (日)

時間差攻撃

金曜日の夕食時、「じいさんはご飯はいらないって言ってる。もう勝手にするとよか!」とばあちゃんがひとりでやってきた。けいこたんも呼びに行ってみたが、やはりこのまま寝ると言ってきかない。仕方なくばあちゃんに出遅れてご飯を食べ始めた。食事の後、いつもの薬を飲み終わったばあちゃんに、送られて来たうこんの瓶を見せて「これ、でこちゃんが送ってくれたウコンだよ。パーキンソンにいいって!」ばあちゃん「・・・・・」「これ、パーキンソンによく効くって!」とパーキンソンみたいに手を振ってみた。ばあちゃんも手を振った。「う・こ・ん!」「うかんってなんね?」ばあちゃんは肝心な時に耳が遠くなる。何度か叫んでようやく伝わった。「ここに出して。」実は1回に10粒飲まなきゃいけない。毎回10粒数えて渡すのはちと面倒くさかった。そこでばあちゃんに自分で数えて飲むように伝えた。ばあちゃんは毎日自室で養命酒を飲んでいる。元気になるよとじいちゃんにも飲ませている。養命酒を買ってきてとパパが何度か頼まれたことがある。体にいいとなるとウコンも自分で飲めるはずだとけいこたんはふんだんだ。ばあちゃんは、箸で10個数えてちゃんと飲んでくれた。ウコンの瓶をいつもテーブルの上に置いておくことにした。
夕食の後片付けが済んだ頃、じいちゃんがトイレに行く気配がした。「おじいちゃん、手洗ったらご飯食べよか?」じいちゃんは「うんうん」と素直に食卓に着いた。ソファーに座っていたばあちゃんが「お先します」と立ち上がった。ご飯を食べているじいちゃんに気がつき「おやまあ、今ごろご飯食べてる。朝ごはんだろ。」と皮肉を言って、寝室に行った。じいちゃんが食べ終わろうとしている頃、パパが仕事から戻って来た。「あれ、ばあさんのご飯は?」「もうとっくに済んだよ。お茶碗も洗ったし、今日は時間差攻撃だよ!ウコンもちゃんと飲んでもらったし!」黙々と食べていたじいちゃんもようやく食べ終わった。

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2006年3月 6日 (月)

エコ給湯

先月から我が家はオール電化になった。夜間の安い電気代で、昼間使うお湯まで沸かしてしまうので、これまでのガス代プラス電気代よりも光熱費がさらに安くなり、設備費を投資してもおつりがくるというのである。それまではガスコンロで、火の元が心配だったので、これは安心と早速切り替えたのだった。
台所から自動でお風呂が溜めれるし、ひとりでに止まる。コンロもきれいになったし、気持ち良い生活が続くはずだった・・・。
ところが、今日、夕方仕事から戻ってみると。お湯が出ない!?溜まっているはずのお湯がエンプティだ。お風呂をわかそうにも、熱湯が溜まってないので待つしかない。
夜間の電気代で沸かすから、夜10時までは待つことにした。
夕方さっくんが外出から帰ってみると、洗面所の蛇口が閉まってなかったらしい。これだ!!謎は解けた!!!
今日はデイサービスの日。じいちゃんは、最近抵抗があるらしく、迎えにきたスタッフさんや、ばあちゃん、さっくんにまでも、怒鳴り散らしたらしい。なんとか、出かけたらしいが、帰宅後の手洗い・うがいの後の失敗のようだ。デイサービスから帰った時は、必ず、手洗い・うがいをしてねと、じいちゃんにもばあちゃんにも常々言ってある。集団の中で過ごした後は、感染予防にこれが一番なのだ。ばあちゃんは必ずやってくれるが、じいちゃんが帰宅後、必ず行うのは、用足しである。上手く続けば、そこで、手洗い・うがいとなる。
だがしかし、じいちゃんは、水道の蛇口の閉め方がわからない。
今までは出しっ放しになっていてもオール電化=エコ給湯ではなく、お湯が出ないなんてことにはならなかったので、気づかないままだったのかもしれない。う~ん、なんか対策ないかなあ?!

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2006年3月 5日 (日)

ご近所さんよろしく

今日は日曜日。今朝、台所にいるとじいちゃんがやってきた。テーブルの周りを回ろうとする。座りたいのか?「おじいちゃん、オシッコ済んだ?手洗った?顔洗った?」と立て続けに聞く。「ションベンはした。顔はまだ洗っとらん。」「じゃあ顔洗おう」と洗面台へ誘導し、その隙にトイレを流そうと覗く。便器内には、トイレットペーパーがいっぱい入っていた。「おじいちゃん、ウンチしたの?」「いいやぁ。」トイレの水を流して、じいちゃんには顔をふいてもらい、台所に戻った。パパが二階から降りて来て、「うわーなんねこれは?トイレがつまっとる!」ありゃ、トイレットペーパーが多いとは思ったが流れないほど多かったのかなあ?とクリーニングのハンガーをびょ~んと伸ばして、先の方で、便器の中をグリグリとまわしながら押してみた。おやっ?なんかひっかっかたよ。引き上げてみると、紙パンツだった。これじゃあ流れないよね。でも一体だれが?ばあちゃんに聞いてみる。「じいさんは、まだパンツは替えてないよ。私のはほら。」と濡れた紙パンツを鏡台の下から出して渡してくれた。じいちゃんがはいてるパンツを覗いてみると、ジュクジュクだ。重たくなったパンツは、確かにまだ替えてないと容易に推測できた。パパが「じいさんが、トイレに持って行ったんだろうね。また、日記に書くネタが出来たね。」楽しい一日の始まりだった。それから、急いで朝食を済まし、「今日は午後から、組の年度末常会があるから、早く帰るね」と車を教会へ飛ばした。
午後の組の常会で、先々月、犬のジルが脱走したとき、助けてくれた親切な近所のご婦人が判明した。
ようやくその時のお礼が言えた。今日集まったご近所さん達に、今後共よろしくとお願いできてよかった。

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ウコン

夕方、ばあちゃんが急いでリビングにやって来た。「コーラを売りに来たって、玄関に待ってる人がいるよ。家の者が誰もいないから、わからないっていうのに、なかなか帰らないよ!」けいこたんと末っ子のさっくんは顔を見合わせた。「おばあちゃん、コーラなんて、今どきまだ寒いから、いらないよねえ」と言うと、ばあちゃんは、「まだ、ほら、あそこに立っているみたいだよ。じいさんはうるさいし・・」とブツブツ言いながら、自分の部屋に戻って行った。中から大きな声が聞こえた。ばあちゃんが「私には関係なか!コーラ買うとか買わないとかはけいこたんが、決めることだから。断るってだから!」とじいちゃんに伝えていた。じいちゃんは「買わんでよかとか?ちゃんと断ったのか?」
ばあちゃんの幻覚幻聴が同じようにじいちゃんに見え聞こえしているはずもないが、ふたりの会話は妙にかみ合っている。長年連れ添ってきた夫婦のアジワイを感じた。

最近、パーキンソン病にウコンが効くという情報を得た。原因物質とされているタンパク質の一種を分解させるのに役にたつという研究成果が発表されているというのである。 これは、でこたんの旦那様のまこちゃんからの情報だが、「あるある・・」でやったら、ウコンがとぶように売れるだろうな。
現在、ばあちゃんが飲んでいる薬は脳内の不足するドパミンのバランスを改善してやる薬がおもだが、この薬の副作用に幻覚の報告が多い。ウコンなどでこの薬の量が少しでも減らせたら、幻覚も少なくなるのかなあと期待するけいこたんである。
受診時、パパが幻覚のことを話したところ、主治医の先生は、「パーキンソン病の人には、幻覚がありますもんなあ。」と仕方ないことのように告げられたそうである。
幻覚を抑える薬もあるのだが、まだDrにはそうだんしてない。相談すれば、薬が追加されるかもしれない。医者が症状に合わせて薬を出すのに対し、薬剤師はひょっとすると副作用かもと、薬を減らすことをまず考える。医者と薬剤師のバランスが上手くいってこそいい医療がなされるとけいこたんは考える。なあんちゃってね。
こうしている間にも、今夜もばあちゃんが、「お早うございます」と起きてきた。「まだ、夜中だから」と言うと「夜中ならなんで起こしたの?」だって。けいこたんも早いとこ寝よっと。

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2006年3月 4日 (土)

魚そうざい

先日、パパの妹のでこたんが≪魚そうざい≫なるものを送ってくれた。袋に入っていて、お湯で温めればすぐに食べれるようになっていて、毎月届くようにしてくれたというのである。昼食の準備を朝からバタバタとしているので、一品はこれを使えるぞと嬉しく思った。夕食時、「今日のお昼ご飯にお魚があったでしょう?」とふたりに聞いてみた。  じいちゃんは「さかなぁ?そげんもんがあったかなぁ?」と疑わしそうに答えた。「あったよ!ヘルパーさんが、温めてくれて、それをおじいちゃん、食べたんだよ。それって、でこたんが送ってくれたんだよ。」「ふ~ん。そうなあ・・・俺はそれを食べたんだね。」食べたたべた。ご飯もおかわりしたとヘルパーノートに書いてある。さてばあちゃんにも会話の中に入ってもらわねばならない。大きな声で再度言ってみる。「おばあちゃん、今日のお昼のお魚ね」「ああ魚があったよ。」「あのお魚、でこたんが送ってくれたんだよ。」「うん。美味しかったよ。」ばちゃんの耳には、まだ、話のすべてが届いてない。「でこたんが、毎月送ってくれるんだって。」「ふ~ん。そうねぇ。」ばあちゃんは、目を細めて嬉しそうにわらった。

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