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2006年7月28日 (金)

けいこたん明日から旅びに出ます

この数日、じいちゃんが、朝、なかなか起きてこようとしなかった。
原因はわかっていた。
緩下剤で、毎朝シーツが汚れるのに音を上げたけいこたんとパパは、薬をストップしてしまっていた。
じいちゃんは、それで、再び、生みの苦しみを味わうことになったのだった。
朝から、「ご飯はいらない!」
だがしかし、「パンなら食べる。バナナなら食べる。起きてはいやだ。布団の中でなら食べる。」
そんなこんなで、今朝、いよいよ下剤を飲ませることにした。
夕飯のとき、じいちゃんの様子は相変わらずだった。
そして、夕食後、じいちゃんは、時間をかけて、かなりスッキリした。
まだ鼻に臭いがついてるようで、詳細は書けない。
でもじいちゃんのお腹は、スッキリして、今、気持ちよさそうに寝入っている。
また明日から、ショートステイだ。
そして、けいこたんも、ママとお姉ちゃんと三人で、ソウルへ行きます。
ワクワク♪♪♪

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2006年7月27日 (木)

美容院

昨日の夕食時、ばあちゃんが、いきなりきり出した。
「美容院に明日行こうと思うけど。」
「明日は仕事だから、次の土曜日か日曜日にしたら?」とけいこたんは答えた。
今度の週末は、ショートステイの予定が入っているので、次の週末でないとパパが連れて行けないと思ったのだが、ばあちゃんは「このままじゃあ、みっともない。今度泊まりに行くから、明日、美容院にタクシーで行こうと思う」というのだ。
「まだ、そんなに見苦しくないし、タクシーに一人で乗せるのも心配だし、どうしても行くと言うなら、パパが仕事を休むことになるよ。」
ばあちゃんは、「あとで、パパに相談してみる。」の一点張りだった。
夜遅く、出張から帰って来たパパはその話を聞くと「朝一で、美容室、その後、特定疾患の更新手続きに行く」
そうかあ、それでなくても忙しいのに、我が家の公務が盛りだくさんだったんだぁ。
けいこたんよりもずっと、美容院に行く回数が多いばあちゃんの気持ちは、これで満足なのか?
まだまだ、そんなに乱れてもない髪は、どうなるのか?
などと、けいこたんはいつも優しいパパの体も心配なのだった。

今夜、カット・毛染め・パーマのあたったばあちゃんの髪は、いつものお気に入りのクルクルパーマになっていた。
パパが我が家の公務を終えて、出勤したのは、正午頃だったらしい。
研修会から帰ったばかりのけいこたんに、パパはいつになく大きな声で、「今、ご飯が済んだばっかり!」と言った。(今夜は、仕事の後、研修会があったので、出勤前に、けいこたんはドライカレーを作っていたのだった。)
仕事の後も、食事の世話係りを頼まれていたパパは疲れていたに違いない。

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2006年7月26日 (水)

土用丑の日

日曜日は土用丑の日だった。
ちょうど日曜日で、この日は生協で購入していた熊本産のうなぎを食べることに決めていた。
みんなより一足先にうな丼を平らげたじいちゃんは、お茶碗を少し傾けて、けいこたんのほうを見た。
「ほなら、あと少し。」
おじいちゃんは、おかわりのうな丼を再びたいらげた。
パパが「食欲が戻ったみたいだね。」と言った。
この日けいこたんは、教会のお友達がなくなり、沈んだ気持ちで食卓に着いていたが、じいちゃんの食欲で少し癒された。

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2006年7月22日 (土)

深夜の拭き掃除

深夜、ようやく寝ようと、ベッドにもぐり込んだ。
途端に、階下から、ドアの開く音が聞こえた。
(この勢いのよさはじいちゃんの開け方だ。
ひょっとすると、じいちゃん、すでにスタンバイの状態で歩いているかもしれない!)
大急ぎで、階段を下りた。
時すでに遅し。
いつも、何かにつかまりながら、ゆっくりゆっくり歩くのに、こんなときはどうしてあんなに早くトイレにたどり着けるのか。
しかも、廊下はすでにビチョビチョ。そして、トイレの便器の中に続いていた。
いやあ、じいちゃん、出るわ出るわ。
汗をかいているはずなのに、今夜の水分摂取はどのくらいだったかな?
考えている暇はない。
とりあえず、廊下をトイレットペーパーでふきながら、トイレにたどり着くと
じいちゃんが、用足しを済ませて、振り向いた。
(あ~あ、パジャマもビチョビチョだ。)
「おじいちゃん、パジャマ濡れてるから、着替えよう?」とけいこたんが言うとじいちゃんは、パジャマの前のほうを手で触りながら、「なんのお(否定形いいやの意)このくらい、よかごたる。」
「いかんいかん、このままじゃあ、かゆくなるから」とさっさと脱がせて、着替えさせてしまった。
ついでに、重たくなった、紙パンツも取り替えた。
じいちゃんを、ベッドに誘導し、寝かせたあと、廊下をお湯で拭きあげる。このままじゃ、家中に臭いが染み付くからだ。
二度拭きしてる時、今度は、ばあちゃんが、トイレに起きてきた。
廊下を拭いているけいこたんに気がつき、ばあちゃんは言った。
「なんな、今朝、拭き掃除ならしたけどね。」
それからベッドに戻ったけいこたんは、珍しく寝付けなかった。

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2006年7月19日 (水)

幻覚

昨夜のことだった。
ばあちゃんが、寝室から出てきて、「あいつらが、布団の上に、ヘビば投げた!」
そして「あんな、恐ろしか所には、寝れん!」
それから、まだソファーに座って、うつらうつらしていたじいちゃんを見て「うわぁ、あいつらが、じいさんばなでよる。太もものところば、なでよるけど、じいさんは、気がついとらんごたる。」
まったくわけがわからないことばかり。
本当に見えたかのように、肩が小刻みに震えていた。
パパが「もう追い払ったけん、だれもおらんよ。」と言って、寝室へ連れて行った。
ばあちゃんは、だれもいなくなったと、ようやく納得して、ベッドに入った。

その少し前、夕食時には、じいちゃんが、部屋の隅を指して、「そこに男の子が来とる!」と言い出した。
だれも来てないと言ってもじいちゃんは見えると言うので、けいこたんが、手を隅っこにかざして、「ここにいるの?」とよしよしの格好をしてみたら、じいちゃんは、「もう少し下の方」と言う。
手をさらに下にさげて、「この子?」とまた、なでなでの格好をしたら、じいちゃんは「それそれ」と言った。

今夜の薬剤師会の研修会のテーマは「統合失調症」だった。
もちろん我が家の愛すべき高齢者ふたりがそれだというわけではないが、脳の中のドパミンの増減によって、異常が起こり、幻覚が見えたりすることがあるということだった。
実際、ある患者さんが描いた絵が、症状が進むにつれて、現実の猫の絵が次第にありえないものの絵に変わっていっていた。
ああ、ばあちゃんの幻覚もきっとこんな風に変わって見えるのだろうなあと思った。
そこにある普通のものが、なにやら現実離れしたものに見える。
それはやはり恐怖だろうなあと思う。
なにか楽しい幻覚ってないのかしらん。

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2006年7月17日 (月)

お泊り

けいこたんとパパは、熊本のけいこたんのママに会いに行って、一晩泊まり、今日帰ってきた。
そして、じいちゃんとばあちゃんは、けいこたん達より、一足早く、二泊三日のお泊りから帰ってきていた。
「ただいま!」
じいちゃんが、和室から出て来て、いきなり「すまんだったなあ。」と泣き出した。
なっなっなんなんだ?
「俺達がおらんで、大変だったろう?すまんすまん。」とじいちゃんは、泣くのである。
??
「パパはどこにいるか?まだ、挨拶しとらん。」
ああ、じいちゃんたら、自分達がいなかったので、家の事など、さぞかし大変だったんだろうなあと心配していたらしかった。
パパとふたりで、「元気で帰ってきてくれたから、安心したよ!」と話す。
じいちゃんは、パパに「もうしばらく、泣かせてくれ。」と言ったそうで、和室で横になって、泣いていた。
しばらくすると、またまたズボンをおろしながら、トイレへ向かった。
けいこたんは、片手にジャガイモを持っていたので、「じいちゃん、ダメダメ!まだ出したらいかんいかん!」と叫んでしまった。パパが急いで飛んできて、トイレに連れて行ってくれた。
じいちゃんは、なぜか、紙パンツの上にズボンを重ねてはいていた。
じいちゃんは、夕食の時も、小さな子供が来ていると何度も、部屋の隅っこを指差して言い張った。
ばあちゃんはばあちゃんで、お泊り中に、警察沙汰があったと言う。
賑やかな我が家に戻った。

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2006年7月15日 (土)

サマータイム

緩下剤を処方されて以来、じいちゃんの、排便のコントロールが上手くいかない。
以前は、ばあちゃんの下剤を時々飲ませていた。
下剤とは、いわゆる腸を刺激して、排便を促すように働く薬。緩下剤とは、腸の中に水分を呼び込んで、軟らかな状態にして出やすくするものだ。
下剤を服用した場合、じいちゃんは、一両日で、やや硬めの便が難産ながら、すっきり出ていた。
今回緩下剤になり、いつ排便があったのか、気づかない。
じいちゃんも、お腹は張ってないと言う。
だがしかし、毎朝、じいちゃんが、出勤間際になってようやく起き上がると、ベッドの上はなにやら形跡があるのだ。
勿論、たとえ少量でも、臭いは一人前! 
そして、不思議なことに、紙パンツは汚れていなかったりする。
どういうわけだ?
そして、今朝はとうとう、朝からシャワーを浴びる羽目になったじいちゃん。
ついでに、シャワーをかけてじいちゃんを洗ってやったパパも朝から汗だくになっていた。
梅雨の晴れ間、毎朝、シーツを洗い、ときには、ヘルパー氏に「干しておいてください」と書置きをし、あわただしい時間を過ごしている。
この夏、我が家はいっそサマータイムにしたほうがいいかもしれないと思う。

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2006年7月14日 (金)

反撃

もうすぐお昼休みになろうとする頃(といっても、店を閉めているわけではないので、夏風邪が流行っている最近は、ほとんど休みなしなのだが)ヘルパー氏から電話があった。
おじいちゃんが、38度くらい熱があるというのだ。
こんなことは、たまにある。
薬を飲ませていいのか等と問い合わせてくれるのだ。
そういえば、今朝も食欲がないと言って、味噌汁とお茶、クッキーを食べたくらいだったなあ。
風邪の引き始めだったのかしらん?と思いつつ、葛根湯を飲ませてもらうよう依頼。
今朝、食直前の薬を飲んだものの、「ご飯は入らない。」と言うので、「薬を飲んだから、なにか食べとかないと、ふらつくよ!」と言うけいこたんに、じいちゃんは反撃した。
「おかしかなあ!薬を飲んでふらつくなんて、普通は、薬ば飲んだら、ようなりそうなもん(よくなりそうなはずだ)」とノタモウタ。
そこで、時間を気にしながら、糖尿の薬の話をする。
食直前の薬をすでに飲んでいたじいちゃんになにか食べさせとかないと,と焦った。
じいちゃんは、しぶしぶ食べた。それから、テーブルにうつぶせになっていたので、ソファーに移ってもらったのだった。
ばあちゃんは、「クーラーが効き過ぎたようだ」と言ったとか。
そうだ、昨日、ばあちゃんは、扇風機を強にして、寝ていたなあ。
あれじゃあ、じいちゃん、迷惑だったろうに。
この夏も暑さは厳しそう。
体調の管理に頭悩ましそう。
じいちゃんは、夕食を完食し、本日2個めのデコポンゼリーを食べた。
もうだいじょうぶ。けいこたんは安心した。

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2006年7月13日 (木)

スイカの収穫

今朝もじいちゃん、起きてこようとしなかった。

昨日、じいちゃんに「今日は歩いたの?」と聞いたら、じいちゃんは、すぐに「歩いたごたる。」と答えた。
足を使うのは、頭の回転にもいいとけいこたんが考えるのには、きんさんぎんさんの例があるからだ。
デイケアで歩く訓練を続けているからこそ寝たきりにならずに済んでいると思うのだが、じいちゃんは、週に1回の訓練が少し疲れたらしい。
さて、パパが起こしに行って「おにぎりにしようか」と誘っても起きてこず、ばあちゃんは、やはり先にさっさと食べ始めた。
それでは、けいこたんの出番です。
ちょうど、我が家のスイカが本日収穫の運びとなっていた。
直径8cmほどの可愛らしいスイカ。2個なっているうちのひとつだった。
「おじいちゃん、スイカがとれたよ!」
若い頃、たくさんのスイカを栽培して市場に出していたじいちゃんは、ベッドの中で、目をつぶったまま、「ほお、スイカ」と感心したように答えた。
「おじいちゃん、ご飯が入らないなら、スイカだけでも食べようか。」
しめしめ、大成功。じいちゃんは「スイカなら食べようかな」と起き上がった。
ようやく起き上がったじいちゃんのおしりの下は少し汚れていた。
パパが時間がないと、シーツをそのまま洗濯機に放り込んで、スイッチをつけようとした。
「まっまって!」あわてたけいこたんは、洗濯機から、再びシーツを取り出し、下洗いをした。
じいちゃん、最近、便を軟らかくする薬を飲んでいるので、いつのまにやら、粗相していたらしい。
今日気がつかなかったら、いつまでもその上で寝ていたことだろう。
さて、じいちゃんのほうは、ソファーの上にごろんと横になって、まだテーブルに着くのは面倒くさそうだった。
4等分したかわいいスイカを運び、ミニトマト(これも今朝の収穫物で、こっちは多い)を運び、じいちゃんは、美味しそうに食べた。
「じゃあ、おにぎりは?」
じいちゃん「いらんいらん。」その後、2回、トイレに座ったじいちゃん、今日も便秘を訴えた。
出てないのかなあ?
降圧剤と下剤を飲ませて、今朝もあわただしく時は流れた。

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2006年7月10日 (月)

けいこたんの誕生日

今日はけいこたんの誕生日。
昨日が日曜日だったので、パパがケーキとお寿司でお誕生会を設定してくれた。
そういえば、昔々、まだけいこたん達がうんと若くて、じいちゃんとばあちゃんのすぐ近くのアパートに住んでいた頃、一度だけ誕生日に箱に入れられたマスクメロンをもらったことがあった。
ふとその日のことを思い出し、パパに話した。「そんなことがあったよねぇ。うれしかったねぇ。」
さて、お誕生会が始まり、といっても、いつものように、ケーキのロウソクに灯をつけ、皆でハッピーバースデーを歌うのが我が家の毎度のお誕生会風景だ。
ただ、耳が遠くなっているばあちゃんは、皆の口パクを見てそれと察し、歌い始めるので、1テンポずれて歌い、輪唱の♪♪ハッピーバースデー♪♪となった。
歌い終わると、ばあちゃんが、口を開いた。
「けいこたんの誕生日は夏だったなぁ。」
そうかばあちゃん、覚えててくれたんだ。
「いつか、誕生日と知らずに、メロンを持って行ったら、たいがい(相当)喜ばれた。」
・・・パパがとなりで、ニタニタした。
「知らなくて、メロン持って行ったら、相当喜ばれたってよ。」
そうかあ、けいこたんの誕生日だからじゃなかったのかぁ。
でもあの日、数十年前だけど、確かにばあちゃんはこう言った。
「いつももらってばかりだけん、けいこたんになんか持っていかんといかんだろうって、じいちゃんが言うから」
って。ばあちゃん、忘れてるんだきっと。あの日素直に嬉しかった気持ちはそのままとっておこう。
けいこたんの新たな一年が始まった。

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2006年7月 7日 (金)

後悔

今朝はパパが出張で、朝早く出掛けてしまったので、けいこたんが、じいちゃんの目薬を点すことになった。
最近では、朝の点眼薬は4種類。
眼科の先生に4種類の目薬を5分から10分あけて点すのは、朝の貴重な時間に、かなり大変であることを、パパが訴えたところ、先生は続けて点しても差し支えないとの返答があり、それ以来、数分あけて点す面倒臭さはなくなっていた。
というわけで、今朝はけいこたんが布団の中のじいちゃんに、目薬を4種類、次々と点していった。
最初は白内障用剤、あとの3種は緑内障用剤。
けいこたんの手もだいぶ回復してきたので、今日は上手く点せた。
最後の目薬を点した後、じいちゃんに「おじいちゃん、じゃあ顔を洗って、ご飯にしましょう。さあ、起きて!」
上手くいったと思ったのにじいちゃんは、
「顔は洗わない! ご飯は食べない!」
あ~あ、またじいちゃんのいやいやが始まった。
仕方ないので、台所へ戻った。
ばあちゃんがテーブルへ着いたので、「おじいちゃんに、ご飯ですって言ってきて。」と言ってみたが
やはり「じいさんは今朝はご飯いらんって言っとる」
そうか、ばあちゃんも起こしてみたんだな。
二人でご飯を済ませ、後片付けをした。
ばあちゃんは、それから、タオルを首に巻き、帽子をかぶり、メガネを掛けて、庭に草取りに下りて行った。
けいこたんも、今朝はパパのお出かけが早かったので、時間に少し余裕があった。
じいちゃんに再挑戦することにした。
「おはようございます!」
じいちゃん「ああ、おはようございます。」
「おじいちゃん、今朝はおにぎりでも作りましょうかぁ?」
じいちゃん「ああ、おにぎりなら食べようかな。」
「じゃあ、顔洗って、ご飯にしましょう。」
じいちゃんは、「うんうん。」と起き上がった。
じいちゃんが、トイレと洗面を済ませている間に、おにぎりを作り、味噌汁を温めた。
じいちゃんは、ぺろりとたいらげた。
駐車場へ行く前に、庭で草取りしていたばあちゃんに「行ってきます!おじいちゃん、ご飯食べたから!」
と声を掛けた。
ばあちゃんは、顔をあげて、「そうな。」とひと言。
ああ、こんなことなら、最初っから、こんな風にやればよかったと後悔しながら車を走らせたけいこたんであった。
5分程、遅れますとメールしながら。

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2006年7月 4日 (火)

じいちゃんのこだわり

今日の夕食は、シーフードのクリーム煮だった。チーズがとろとろに溶けて、ご飯にかけるとリゾット風で美味しそうなので、お皿にご飯と一緒に注ぎわけてみた。
それなら、スプーンが食べやすいだろうと、箸と一緒にスプーンを準備した。
ばあちゃんは、小鉢は箸で、ご飯のほうはスプーンでと上手に使い分けて食べ始めた。
だが、じいちゃんは、「ご飯は箸で食べるもの!」と、平たい皿の上のご飯を箸で少しずつ食べ始めた。
「おじいちゃん、食べにくくない?」とけいこたんが何度スプーンを勧めても、「いいや、これは、ご飯 だから、箸で。」
じっとしてられないのは、けいこたんのほうだった。
見ていて、なんとももどかしくなり、半分程、じいちゃんが食べた頃、「おじいちゃん、お茶碗に移しかえようね」とさっさと入れ替えてしまった。
その間じっと待っていたじいちゃんは、移し変えたご飯を再び箸で食べ始めたが、その直前に目の前にひとつぶおいてあった、白い錠剤を飲んだ。
ああ、じいちゃん、「いただきます前の薬」がひょっとすると習慣になっているのかもしれないなあ。
勿論、この日、食直前の薬は最初の「いただきます」の時点で服用していた。
途中、目の前においてあったのは、最近、増えた「便をやわらかくする薬」なのである。これは、1日2回、朝夕食後の処方だが、食前に服用しても特に問題ない薬だった。それで、食前に忘れないようにヒートから出しておいたのだった。
じいちゃんは、そのまま「いただきました」まで、スムーズに食べ終えた。

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