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2006年9月30日 (土)

連休1日目

けいこたんは、健康診断を受けた。
これは、毎年、会社から受けさせてくれるものだが、2年前は、血圧がかなり高くなっていて、とうとう検査入院するはめになってしまった。
あれから2年、今回は、全くの正常値で、ひと安心だ。
血液検査で、ばあちゃんが貧血を改善しているのに、けいこたんは、貧血ぎみだと宣言されてしまった。
ダイエットなんて、くそくらえだ。
けいこたんもちゃんと食べるぞ!
でも体重が増えると血圧も上昇しかねないし、なんか中年になったって感じ。

それはさておき、昨夜は、なんか騒がしかった。
ジルが吠えるし、声が聞こえるので、和室を覗くと、じいちゃんが、ばあちゃんの背中をヨシヨシしながら、こう言っているのだった。
「あたが妄想たい。なんも見えん。なっ、あたが、妄想たい。」
ばあちゃんは、隅っこを見ながら、「あたがベッドに今までおったでしょう。女が!毎晩来よる、あの女が!」
女の子がすねてるみたいに、ばあちゃんは、じいちゃんに訴えていた。
じいちゃんは、本当に優しい声でなだめながら、何度も何度もばあちゃんの背中をヨシヨシしていた。

今朝になって、朝ごはんの時、じいちゃんは、ばあちゃんから「おしっこするでしょう?!」と言われたが、「出らん!ご飯だけん、手洗いに行くと!」と、手を洗ったが、その後、すぐに「しょんべんする!」
それから、「手ぇ洗う!」
ばあちゃんは、「忙しかなあ、ナンベンも!」
夕食後、ばあちゃんは、テレビ番組表をけいこたんに見せて、「これは、どのチャンネル?今夜は4時間もある。」
と、特集の涙そうそうに見入っていたが、2時間くらい見て、こっくりこっくりし始め、とうとう、最後までは起きていられなかった。

けいこたんの連休1日目であった。

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2006年9月28日 (木)

リフレッシュ

季節の変わり目で、体調を崩したこども達が増えてきて、けいこたんの職場は忙しくなってきた。
新人の薬剤師がまだまだ慣れないせいもあり、皆のペースが揃わないでいる。

家に帰る時間も遅くなり、当然のことながら、夕食も簡単なものになる。
また、一旦帰宅して、食事の仕度をして、再度職場へ向かうこともあったりする。
こんな時、職場が近いのは非常に感謝なことだ。

家では、じいちゃんとばあちゃんはあいかわらずだが、夕食の時も、言葉をかける気力もない。
そろそろ、疲れが出てきたなぁと思うこの頃だが、明日から3日間の連休をもらえた。
有給消化というわけだ。
けいこたん、リフレッシュ出来るかな。

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2006年9月25日 (月)

いつもの光景

夕食の仕度が出来上がった時点で、じいちゃんとばあちゃんを呼びに行く。
ふたりは、すでにベッドの中にいることが多いので、起こさねばならない。
今夜は、じいちゃんが、ベッドの中でゆっくりと目を開け、「うん?ご飯?」と答えた。
ばあちゃんは、トイレに行っていたので、じいちゃんを洗面所へ誘導し、手を洗ってもらった。
その前に「おじいちゃん、おしっこは?」と聞くことも忘れずに。
だが、じいちゃんは、「うん?出ない!」ときっぱり。
洗面所で、ばあちゃんと出くわしたので、そのまま、台所へ戻った。
じいちゃんは、食卓へ着くなり、「うん、しょんべん!」と言い出した。
けいこたんは「おじいちゃんは、今、もう出ないて言ってたから、さっき出したばっかりなんじゃないの?」
とかまかけてみた。
じいちゃんは、半信半疑そうに「そうなぁ?そんなら。」と再び席に着いた。
ばあちゃんは、とっくにトイレを済ませているはずなのに、なかなかダイニングに来ない。
寝室に行くと、ベッドに座っていた。
「おばあちゃん!ご飯だよ!」
ばあちゃんは、顔を上げてけいこたんのほうを向いた。
「もうご飯な?」
(だからぁ、さっきからご飯だって言ってるでしょう)
いつもの食事時の光景だった。

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2006年9月23日 (土)

ばあちゃんの心配事

昨日はパパが仕事で遅くなった。
ばあちゃんはなんだかパパの帰りが待ち遠しそうだった。
そんな時、けいこたんには、なんとも言葉のかけようがない。
なぜなら、ばあちゃんの頭の中は不安感でいっぱいだからだ。
そこで、パパの妹のでこたんに助けを求めた。
電話で娘の声を聞いたら少しはいいかなと思ったからだ。
とりとめもない会話で、ばあちゃんの顔も少しは笑顔になった。
だが、肝心な話になると、補聴器をつけているのに、「聞こえん!」
ああ、ばあちゃんの耳には、聞きたくない言葉は入っていかないようになっているのかもしれない。
けいこたんは、昔聞いたことを思い出した。
心因性で、先生の声だけが聞こえない、黒板の字だけが見えない、そんな子がいるらしいと。
困ったら、またでこたんの助けを借りるさ。
そして、じいちゃんの助けも。
なぜなら、じいちゃんはこんな時、「あんまり考えるな。」とばあちゃんを慰めてくれるからである。

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2006年9月19日 (火)

やれやれ

朝食前、パパがばあちゃんのデイサービス用のバッグを手に持って、ポケットの中からじいちゃんの探していた時計を取り出した。
「ほお、どこにあったな?」とばあちゃん。
「よかったぁ」と早速、腕に時計をはめるじいちゃん。
これで、ふたりは一件落着だった。
その後、けいこたんは、デイサービスに電話をかけた、
「お騒がせしました。」と。
じいちゃんが、時計をしげしげと眺めているので、「おじいちゃん、今何時?」と聞いてみた。
じいちゃんは、時計をっじっと見つめた。
「今8時ですか?」
「うん、8時」
じいちゃんは、いつかの9時で止まったままの時計を見て答えてくれた。

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2006年9月18日 (月)

台風一過

夜が明けて、外を見ると、なんだか庭が明るくなっていた。
台風で、なんと庭先のもみの木が根こそぎ倒れていたのだった。
洗濯物干し場の波板屋根もはがされてお隣の溝に飛んでいた。
そして我が家には、反対側のお隣から、ガレージの屋根が飛んできていた。
台風の後片付けが済んだ頃、じいちゃんとばあちゃんがお泊りから帰ってきた。
ばあちゃんは、けいこたんの顔を見るなり聞いた。
「どうだったな?」
「台風?」
じゃないみたいだった。
「旅行?旅行は台風で、、」
でもなさそうだった。
「あったな?」
「うん?なにが?」
あっしまった!けいこたんは、ばあちゃんからじいちゃんの時計がないから、デイサービスに忘れてないか電話で聞いといてと言われていたのだった。
ばあちゃんが、聞いてきたのはその時計のことだったのだ。
早速、デイサービスに電話で聞いてみたが、やはりなにもないとの答えだった。
ばあちゃんは、肩を落として「やっぱりなかな?」
じいちゃんはジェントルマンだ。いつも腕には時計、シャツのポケットにはハンカチーフがはいっている。
時間を聞いても「さあ?わからん。」と言うが、その時計が自分の腕から消えたのに気づいたのが、ばあちゃんから「あたは、時計はどうしたつな(どうしたの)?」と聞かれた時だから、1週間くらいになるだろうか。じいちゃんは、どこでどうしたやら、皆目見当もつかないらしいが、ばあちゃんは、デイサービスで、誰かにそうっとはずされて気づかないまま帰ってきたと思い込んでいる。
「もう見つからんだろうな。」と。
おそらく、家捜しをすると出てくるはずだが、捜すタイミングがねえ。
つい捜していて見つけようものなら、「あたが、なおしとったね(しまっていたの)。」と言われかねないからだ。
我が家の台風はまだ過ぎない。

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2006年9月16日 (土)

のんびりしてます

じいちゃんは誕生日に孫嫁のゆうちゃんからパジャマを贈られた。
じいちゃんは、「助かります。」と言った。
じいちゃんなりの嬉しさであろう。
このパジャマ、じいちゃんには、裾と袖がちと長すぎた。
このパジャマだけでなく、どのパジャマもちと長すぎるであろう。
ばあちゃんが、裾をハザミでぶつ切りにしてしまったので、ミシンで始末をすると、じいちゃん、ちょうどいい長さになったパジャマを早速持って、お泊りに行った。
今回のお泊りは、けいこたんの社員旅行のためであったが、台風直撃のため、中止となった。
有休消化もあって、三連休となったけいこたん、久々にのんびりしてます。

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2006年9月14日 (木)

ちょっとした騒ぎ

ちょっとした騒ぎがあった。
二階の寝室に上がって、ようやく眠れそうな頃、階下がやおら賑やかになった。
ばあちゃんが、「はよせんな!はよ便所に行かんな!」
ああまたじいちゃんが、トイレを探してるのか?
階段を下りてみると、トイレに座っているのは、ばあちゃんで、後から、じいちゃんもついて来て、順番待ちの様子。
二人が話している内容は、「子供達が布団の枕元でしょんべんしようとした!」らしいのだ。
じいちゃんは、「そうかあ、困ったなぁ。おれにはちっとも見えんけんわからんだった!どこにいるのか?」
じいちゃんには、見えないはずだ。けいこたん達にも見えないんだから。
そういえば、階段を上がろうとしたら、ばあちゃんが、「便所はそこじゃなか!」って言うのが聞こえたっけ。
ばあちゃんは、目を開けていたが、すぐ閉じたので、そのまま上がってきてしまったんだった。
いいや、そのうち夜が明けるだろう。
あとは二人にまかせて、また寝たけいこたんだった。

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2006年9月13日 (水)

新しい補聴器

ばあちゃんの新しい補聴器が出来上がった。
ばあちゃんの耳の穴にきっちりはめ込まれるように改造された補聴器は、音をかなり拾うようだ。
お隣りのテレビの声が聞こえるのを、「さっくんが帰ってきてるのだろう?」とか、「あっちからとこっちからと声がいっぱい入ってきて、わからん。」と言う。
私達の話す声とテレビの音とが、うまく区別できないようだ。
日頃から、わりと早口のけいこたんは、もう少しゆっくり話すように心がける必要、大かも。

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2006年9月10日 (日)

未解決?

金曜日の夕方のことだった。
けいこたんが、仕事から帰って、いつものように、ばあちゃんに「ただいまあ!」と大きな声で言った時だった。
ベッドメーキングをとっくに済ませたばあちゃんは、ベッドの上に真剣な顔で座っていた。
そしてけいこたんに「ここに座っといて!便所に行ってくるけん、ここに座って番しといて!」と言いながら、ばあちゃんの目はタンスの方を見ていた。
わけがわからずけいこたんが「どうしたの?」と聞くと、ばあちゃんは、「パパに聞いて!」
「はあ?」ばあちゃんは、トイレに早く行きたそうだったが、けいこたんがイマイチ理解に苦しんでいるので、
「通帳がないってパパが探しに来た。あいつらが(これは、ばあちゃんだけに見えるあいつら)、タンスを開けたり閉めたりしてるけん。パパとじいさんに聞いてみて。今頃、二人で話し合ってるから!」と言うのだ。
とにかく、ばあちゃんがトイレを済ませて戻ってくるまで、けいこたんもベッドの上に座って番をすることにした。
が、ばあちゃんの姿がトイレに消えるとすぐに、出張から早々と帰っていたパパに聞きに言った。
「なんだか、おばあちゃんの頭の中で事件が起きてるみたいだよ。通帳がないって、探してたの?」
パパはトイレから戻ってきたばあちゃんに大きな声で「洗濯物の下着がないから、探してたんだよ!じいさんの下着と間違えてしまってるんじゃないの?」
けいこたんは合点がいった。
自分の下着が見当たらず、いつもたたんでくれるばあちゃんが、じいちゃんのと間違えてしまったのではないかと、パパがタンスの中を探したようだった。
そういえば先日も、ずっと自分のズボンを探していた末っ子のさっくん、じいちゃんがはいているのに気がついた。よく見るとブランド物の半ズボンで、大学でスポーツするのに買ってやったお気に入りだったが、今年春からアパート住まいをしていたので、まさかあ、じいちゃんのものになっているとは誰も気がつかなかった。
洗濯物をたたんでくれたばあちゃんが、じいちゃんのと勘違いしてしまい込み、その後何度となくじいちゃんがはいていたのだった。
パパは「洗っているから大丈夫だよ」と言うが、さっくんは、もうじいちゃんの物にしてほしいと願った。
そして金曜日もばあちゃんはパパの下着をじいちゃんのタンスにしまい込んでいた。
ようやく自分の下着を見つけ、パパは再びパソコンの前に座って仕事を始めた。
「けいこたんは、ご飯の仕度があるけん、もう行ってよかよ。」とばあちゃんから解き放たれたけいこたんは、台所へようやくたどり着いた。
とリビングへ、ばあちゃんが入って来て、ソファーの上で、コックリコックリしていたじいちゃんに「パパと話し合ったな?」
ばあちゃんの中では、未解決事件だったようだ。

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2006年9月 9日 (土)

プチ自慢

今日は定期受診の日だった。
ばあちゃんの処方箋はいつも、けいこたんの職場へパパが持って来てくれる。
一包化といって、朝・昼・夕の薬を1回分ずつ一まとめにして調剤するばあちゃんの薬は時間がかかるので、早めに準備をしていた。さあ、分包機に入れようとしていた頃、診察を終えて、ばあちゃんとじいちゃんの処方箋が到着した。
「薬がひとつ減ったよ。」「あらそうなの?」
他の患者さんもいたので、そのまま受け取り、「行ってらっしゃい。」パパは会社へ行った。
処方箋を見ると、貧血の薬がなくなっていた。
長年服用していた貧血の薬が何故?
パパに電話で確かめてみた。
なんと血液検査で、結果がよかったので、薬を減らしましょうということなのだ。
ばあちゃんはけいこたんの作る食事を残さず食べてくれる。
やっぱ、食事療法でしょう。
今日はちょっと自慢したい。
そして、残さず食べてくれるばあちゃん、ありがと!

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2006年9月 6日 (水)

超能力

ばあちゃんが、夕食が済んで、一息ついた頃、窓のほうをジーッと見て言った。
「女が立っとる!」
じいちゃんとけいこたんは、互いに「だぁれもいないねぇ。?」と言い合った。
ばあちゃんは、真面目な顔で、「女が立って、こっちば見よる!」
けいこたんは「何人見えるの?」
じいちゃんは、「話しかけてみったい(みれば)」
ばあちゃんは、「ふたりおる(居る)」と言いながら、立ち上がって、窓のほうに近づくと「どなたですか?」と声を掛けた。
けいこたんもあわてて着いて行き「おばあちゃん、だぁれもいないみたいだねえ。」
ばあちゃんは「もうおらんごとなった。」
席に戻ったばあちゃんが言うには、「最近はジルが言うこともわかるようになった」
「さっきも、こっちにおいでとか言った!」
確かに、ジルはばあちゃんが部屋に入ってくると、しっぽを振りながら、「ワンワン ワンワン」と言っている。
けいこたん達にはワンワンとしか聞こえないが、ひょとしてばあちゃんって超能力?

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2006年9月 5日 (火)

ばあちゃんの補聴器

ばあちゃんが補聴器をつけ始めて、1ヶ月くらい経つ。
お試し期間が過ぎて、いざ注文となったが、ばあちゃんの耳の穴がストレートにほげてない(あいてない)らしく、耳の形に合わせて、作りなおしに時間がかかっている。
ともあれ、補聴器をつけたばあちゃんは、ある程度、話が通じるようになった。
まだ本当に自分の耳に合ってないせいか、自分ではめ込んでもうまく聞こえない、他の人からつけてもらうとよく聞こえるというので、パパは相変わらず、朝から、補聴器をつけてやっている。
先日、ショートステイに行った時、そこで、ばあちゃんは、同じ郷里の人と出会ったそうだ。
彼女は、ばあちゃんより10歳年上の95歳。補聴器をつけた耳は聞こえもよく、「私ゃ100まで生きるよ」と言っているとか。
その時ばあちゃんは90だね。

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