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2007年6月21日 (木)

やったぜベイビー

最近、ばあちゃんの幻覚は具体化してきた。
今夜も玄関を開けて「入って来なっせ、さっ、」なあんて言っていた。
ばあちゃんの頭の中では、じいちゃんの嫁さんの名前が最近判明したそうで、「ヒロコさんは、もう帰ったとね?」と聞く。もちろん、ばあちゃんの名前ではない。
そして、「あんなに、面倒見らんといかん人ば、大事(おおごと)たいね」と同情している風。
けいこたんが「だれもおじいちゃんとこに、嫁に来るはずがないじゃない。」と言い切ってもばあちゃんが言うには「子供ば連れて来てる」らしい。

それからじいちゃんはというと、ベッドから起きてきて食事をするのが面倒らしい。
ばあちゃんとけいこたんとで先に済ませて、じいちゃんにジュースを持って行ったら、じいちゃんはすっくと起き上がり、一気に飲んでしまった。
あんなに、「ご飯はいけん(食べれない)」と言い張っていたから、ジュースならと思って勧めてみたが、ジュースが入ったなら、パン1個くらい入るかも。
案の定、じいちゃんは、ロールパンもペロリと食べると「しょんべん」と立ち上がった。
そして、お決まりのトイレ→手洗い→食卓へと繋がった。
「チキン南蛮、おじいちゃんの入れ歯でも食べれるように、軟らかく作ったよ。」
じいちゃんが「ありがと」と言った。
じいちゃんは今夜も完食した。
やったぜベイビー!

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2007年6月20日 (水)

くわばらくわばら

昨日のヘルパー日誌に、じいちゃんがお茶を飲んだ際、気管に入って、咳き込まれてタッピングをしましたと記されていた。
じいちゃんは、イスに座る時、足を前のほうへ長く突き出して座るクセがある。
それで、たまにお茶などが気道に入ってむせることがある。
だから、食事の時は、じいちゃんのイスをテーブルに極力近づけてやるようにしている。
じいちゃんは、仕方なく、イスに深く腰掛ける格好になるってわけだ。
今夜の食事時、うっかりじいちゃんをイスに深く座らせずにおいたら、じいちゃんはお茶を飲んで再びむせてしまった。
けいこたんもタッピング、背中をトントントントン、ドンドンドンドンたたいて、ようやく落ち着いたじいちゃんは「ありがと」。
隣で、ばあちゃんが「ほらほら、きょうは、昼間もこうだった。」と言った。
気管に異物が入り込むことにより起こる誤嚥性肺炎。
高齢者にこれほど危険なことはないと思う。
くわばらくわばら。

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2007年6月19日 (火)

メガネ

ばあちゃんのメガネがない。
前回のお泊りから帰った直後からばあちゃんは「メガネば盗られた!」と騒いでいたので、「今度お泊りに行ったら、きっとあるよ。」と答えていた。
そして、次のお泊りでは、きっと見つかっているだろうとけいこたんとパパはたかをくっていた。
でも、次のお泊りから帰ったとき、メガネはやはりなかったようだ。
最近、草取りの際にも、メガネを欠かせなかったばあちゃんには不便で仕方ないらしい。
ついに、ばあちゃんはメガネを新しく購入することにしたようだ。
この頃、近くに出来た、ヨン様を宣伝に使っているとあるメガネ屋さんで、ばあちゃんが購入した老眼鏡は、新聞の字がすっきり読める代物だった。
今まで使っていた物は、度数が弱かったため、普段からかけていても困難はなかったようだが、今度のは度数が少々強くなり、新聞の字はより鮮明に見えるのだが、なにしろ近くの視野を確保する目的の老眼鏡で遠くの物を見るのはちと無理がいく。
ばあちゃんは今朝も「今度のメガネはいかんばい。仕事がでけん。」とブツブツ言っていた。
「ほならまたメガネ屋に行かなんたい。」

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2007年6月12日 (火)

外の空気

今日仕事から帰ると、じいちゃんとばあちゃんが家の横のほうから歩いて出てきた。
「あらっ?どうしたの?」
ばあちゃんが「ゴミ捨てに行った。」
二人で庭に出ているのは珍しいことだが、じいちゃんも外の空気をたまには吸うといいもんだよ。
それから、二人は家の中に上がってきて、トイレを順番に済ませた。
ご飯の支度ができるまで、じいちゃんはソファーで、ばあちゃんはベッドで待っていた。
じいちゃんは相変わらず、野菜を残した。
ばあちゃんは相変わらず完食だった。
じいちゃんが「百姓は大人が箸をつけてから、それを見ていただきますをしたもんだった。」
「そうねえ、今はばあちゃんが先にいただきますをして、それを見てから、おじいちゃんがいただきますをするよねぇ。」
じいちゃんは「そうなあ?俺はいただきますば言いよるなぁ?」
「それに食べ終わったらいただきましたって言ってるよ」
じいちゃんは「うんうん、そうなぁ。」
じいちゃんとの会話は食後30分くらい続いたが、ばあちゃんが横から「あたたちの話し声は都合のいいことに、なんにも聞こえん。」と去って行った。
そして、廊下のほうへ急ぎ、「あらっ?男の姿が見えたばってん、パパじゃなかった。」
じいちゃんがそれに答えた。
「男だけか?女もいたか?」
ふたりの会話をけいこたんは聞き流した。

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2007年6月 6日 (水)

夕食時の会話

夕食が済み、ばあちゃんは「あの人は入ってきならんなあ。」と言って立って行ってしまった。
残されたじいちゃんとけいこたんは「・・・???」
じいちゃんに「おばあちゃんの頭の中だけにいる人の話だよ」と教えてあげた。
「おじいちゃんは今日の運動はきつくなかった?」じいちゃんに質問した。
じいちゃんは「うんどう?さあ、どこにも行っとらんばい。」
そこで、じいちゃんに今日はデイケアの日だったこと、そして、そのことを忘れていることなどを説明し、じいちゃんの子供は何人か、その名前は何?などと矢継ぎ早に質問した。
じいちゃんは「さあ??・・」と言いながらも、けいこたんの「最初の文字があ」とか、「ひ」とか言うヒントでようやく自分の子供の名前を答えた。
「それじゃあ、犬の名前は?」といつもじいちゃんの足元で、じいちゃんの食べこぼしを待っているジルの名前を言わせようとした。
もちろんじいちゃんは「・・???」
ヒントを出した。
「団子!」
するとじいちゃんは「ジル!」
じいちゃん大正解。
「豚!」とヒントを出しても「ジル」が出てきただろうか。
やっぱ、豚汁より団子汁がわかりやすいよねえ。

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丑三つ時

深夜丑三つ時、トイレに立ったばあちゃんがなにやらブツブツ言いながら廊下を歩いていた。と、寝室に戻ったばあちゃんは突然泣き出した。
ばあちゃんのブツブツは「南無阿弥陀仏」を唱えているのであり、そして誰かが死んだ!と泣いているのだった。
じいちゃんも目を覚ましていて、けいこたんと一緒に慰めたり違うよと言って聞かせたり。
でもばあちゃんは夢の中なのか、いつまでも泣いていた。
仕方ない、気の済むまで、泣かせるしかなかった。

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2007年6月 5日 (火)

まさかあ、疥癬・・・??

最近じいちゃんがポリポリポリポリ体をかきむしっていた。
老人性乾皮症のたぐいだと思っていたが、病院からもらっている保湿剤ではなかなか改善する気配もなく、じいちゃんは頭の中からお腹のあたりまで、ポリポリポリポリ。
ショートステイを利用している間も痒みが続いていて、「この痒みは疥癬ではないでしょうか?」と言われてしまった。
う~む、疥癬なら、お泊り先に迷惑をかけるので、次回のお泊りはキャンセルかなあと思いつつ、とにかく、皮膚科受診しようということになった。
疥癬の人との接触は不明だが、湿疹の広がり具合では、まさかあ疥癬???
それに皮膚科受診の前日あたりから、じいちゃんの体の痒みが消えてきていた。
「おじいちゃん、痒いところは?」
じいちゃんは「なか。(ない)」
結局、じいちゃんの痒みは疥癬ではなかった。
薬も塗り薬は手持ちがあるなら、内服薬だけ出しておこうということに。
じいちゃんの痒みはステロイドと抗生物質の混合剤で改善した。
加齢により保湿能力が低下している上に、毎日のお風呂での洗いすぎが加わることにより皮膚の乾燥が一層ひどくなっておこる乾皮症もばかにできないなあ。
一方では、疥癬でなくてほっとしたが。
先週は眼科受診でも症状は安定と診断された。
このまま目薬をきちんと点しておくようにとの指示だった。
じいちゃんの健康状態もまずまずだ。

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