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2008年4月25日 (金)

下手くそだ

先週からばあちゃんの好きなドラマ〝渡る世間は鬼ばかり〟が再開した。
木曜日になると、夕方からテレビの前で、イヤホンを耳にして座っているばあちゃん。
イヤホンから漏れてくる音声はシャーシャーとかなりの音。
ばあちゃんの頭の中では人間関係は複雑になっているが、日常の例えばこういった好きなテレビ番組や世の中の出来事など、理解できている風なのがなんとも不思議だ。
例えば、先日けいこたんが仕事からかえると、ばあちゃんがソファーの上にごろんと横になっていた。
けいこたんは、とっさにばあちゃんが倒れたのかと思った。
「おばあちゃん!ただいま!どうかしたの?」
ばあちゃんは、けいこたんの声で、目を開け、自分の周りを指差した。
そして、「さっきから、人がいっぱいで、身動きがとれんけん、ここにもう2時間もおる(いる)」
と、再び、あちこちを指差して「ほら、そこにもここにも。」
そして、「少ししか入っとらん財布ば、なんで狙うかねえ。冷蔵庫に入れようとしたけど、入らんけん、その中に入れといた。」と傍の籐の三段ボックスを指差した。
(もう、冷蔵庫には財布は入れないでよ)とけいこたんは思いつつ、食事の支度に取りかかった。するとばあちゃん、台所のテーブルに着いてご飯ができるのをじっと見ていた。
毎月のケアマネ氏の訪問の際、パーキンソン病で、やはり幻覚に悩まされている方がいるという話を聞いた。
まっ、うちのばあちゃんの幻覚はまだ他に迷惑がかからないからいいほうかな。
それにしても、疲れて帰ってからの幻覚への対応は、けいこたんは下手くそだ。

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2008年4月13日 (日)

多発性脳梗塞

じいちゃんは先日から梗塞部位を改善する薬を服用することとなったが、その後の脳神経外科受診で、MRI検査の結果、多発性脳梗塞であることが明らかになった。
MRIの写真を見ると、血管が詰まっていて、流れてない部分があちこちに見える。
確かにこれは梗塞しているのだろうが、じいちゃんの日常はあんまり変わらない。
今後、さらに検査をしてもどう治療するとかの問題でもないらしい。
実際、脳神経外科では、新たに薬が追加されることもなかった。
さて、今夜のじいちゃんは、「今夜は家に戻ります」モードになっていた。
こんな記憶を司っている部位にも梗塞の影響があるんだろうなあ。
でも、治すべき部分があちこちあると思うより、まだまだ自分でご飯もたくさん食べれるし、毎日のお風呂で清潔さも保たれているし、悪くなってない部分がたくさんあると思うと、やっぱり感謝なことだ。
ちなみに今日は日曜日。じいちゃんもばあちゃんもそしてパパも散髪してさっぱりしている。
けいこたんも、伸び放題の髪をどげんかせんといかん。

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2008年4月 9日 (水)

久々の不穏

昨日のヘルパー日誌に〝便が出そうだと言われ、トイレに座られるのですが、かたい便が少しだけ・・・〟とあった。
昨夜、じいちゃんは夕食を摂らなかった。
そのまま寝てしまったものだから、今朝のベッドは、シーツも肌着も〝絞っていいほどだった〟とはパパの弁。
朝食は普通に食べたが、その後、食卓から離れないじいちゃんがお腹をさすりながらようやく立ち上がった。
朝食後の薬に久しぶりに、緩下剤を加えてみたので、いよいよモヨオシタかな。
じいちゃんに「ウンチが出そうですか?」と声をかけると「ウンウン」と言いながら、リビングを出て行った。
洗面所から先回りして「おじいちゃん、こっちですよ」と待っていても、じいちゃんは一向に来る気配がない。
和室で見つけたじいちゃんに「おじいちゃん、ウンチは?」
じいちゃんは首をかしげて「うん?出ない。」
ここは一旦、おとなしく引き下がるしかない。

さて、デイサービスの迎えの車が来た。
じいちゃんは「いかん、いかん、どこにも行かん!」と久しぶりに、不穏の様子。
けいこたん、先月は人が足りなくて、平日の休み返上だったが、今月はなんとか、週休二日をもらえており、今日は公休日。
デイサービスのお迎えの人に、「後で連れて行きますから」とばあちゃんだけ、先に送り出した。
さて、便座に座ったじいちゃんは、「出たの?」の問いに「出らん、出らん」を繰り返したが、覗くと、なんのなんの、大量排泄中。
「おじいちゃん、出てる出てる、もう少しだよ。」
じいちゃんは「う~ん、う~ん」と生みの苦しみのような声を出していきんだ。
ようやく、すっきり出たようなので、少し立ち上がらせようとすると、おっとっと今度は前からタラタラと流れている。
じいちゃんは、排泄の感覚がかなり鈍感になっているようだ。
じいちゃんを再び座らせた。
それから大小ともにすっきりしたじいちゃんをデイサービスまで送った。
久しぶりの不穏は治まった。

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2008年4月 7日 (月)

しだれ桜

Sakura_3   二泊三日のお泊りから帰ってきたばあちゃんが、食事の後、リビングの丸テーブルの上のガラスの下に敷いてあるカレンダーのお泊りスケジュールを見ていた。
「1・2・3・4・5・・・・11」
「11日経ったら、また泊まりに行かなんたい。」
「どこに止まりに行くとか?」とじいちゃん。
「温泉たい。今日、そこから帰ってきたでしょうが。」とばあちゃん。
「俺ら、どこにも行っとらん。」
ばあちゃんが「あたは、なんでんすぐ忘れるけん、よかなあ。」

ショートステイ先では、お花見を楽しんだそうで、食事もとても美味しかったとのこと。
先日、じいちゃんを起こそうとして、どうにも起きようとしないのに腹をたて「あたは、ちっともいうことば聞かんな、死ね!」と怒りをぶちまけたばあちゃんとは違っていた。
それから布団に入ったじいちゃんに目薬を点した後、パンツをかえようとしているけいこたんに珍しく気がついたばあちゃん「ああ、(パンツを替えるのを)気がついてもろうてよかった」とこれまた珍しく言葉が返ってきた。
同居を始めて3年が経とうとしている。
デイサービスやショートステイの利用でこれからもなんとか過ごしていけないものだろうか。
今年もけいこたんの家の庭には、しだれ桜が見事に咲いている。

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2008年4月 5日 (土)

受診

じいちゃんの急速な視力の衰えの原因を調べてもらった結果、脳の中の視界を認識する部位に梗塞があるせいだろうということだった。

カメラに譬えるとレンズが悪いのではなくて、フィルムの感度が悪いということになるらしい。
レンズとフィルムの間を遮っているなにかがあるのではないかと調べたが、そうではなかったのだ。
結果、血液をサラサラにして、梗塞部位を改善する薬を服用することとなった。
といっても、じいちゃんの日常は特に変わりはない。

一方、ばあちゃんは胃部不快感の訴えが多く、毎食後の薬に含まれている胃薬のほかにも胃薬を飲みたがるので、先生にきちんと伝えて胃薬を処方してもらうよう話しておいたが、新しく担当になった女の先生に「どうもありまっせん」と答えたそうだ。
それで、やはりけいこたんが胃薬を調達してきて渡している。
ふたりは、受診後、いつものお泊りに出かけた。

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