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2008年5月29日 (木)

良きにつけ悪しきにつけ

この春、わが家では、いろんな出来事があった。
だが、良きにつけ悪しきにつけ、じいちゃんばあちゃんのペースは変わらない。
変わらないことが、けいこたんの逸る(はやる)気持ちや、沈んだ気持ちを普通のペースに引き戻してくれる。
そして、現実問題として、どう工夫すればいいかなどと、パパと試行錯誤の日々も変わらない。
最近の工夫のひとつ。
速乾性のシーツを購入。勿論、じいちゃんのベッドに敷くためのものだ。
そして、シーツの下には、ジルのトイレシートを2枚拝借。
じいちゃんは、身体から水分が抜けてしまうのではないかと思う程、多量に排泄。
毎日、3回の着替え。起床時と入浴時と就寝前の3回、しかも総替えだから、洗濯物の多いこと。
これからの梅雨の季節をこれでなんとか乗り切らねばと思う。
工夫のふたつめ。
じいちゃんは身体を常に掻いている。
おそらく毎日の入浴のせいではないかと思う。
今までのかゆみ止めの軟膏を、保湿効果のあるワセリンにかえた。
これで、カサカサ乾燥からくる痒みが軽減すればいいがなあ。

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2008年5月25日 (日)

与えられた祝福

今日からじいちゃんとばあちゃんは、今月3度目のお泊りに出掛けた。
じいちゃんは、今朝も、「俺は、行かんでよかろう?」と寝っころがってしまった。
それで、けいこたんはいつものように、「おばあちゃんの幻覚が激しいけん、じいちゃんが一緒に行ってくれないと、心配だもの。お願いします」とじいちゃんにお願いした。
するとじいちゃんは「なら、監督というわけか?」と納得してくれた。
じいちゃん、頼むよ。
実際、ばあちゃんのせん妄は激しくなっている。
ある朝は、「大火事だったけど、大丈夫か?」と台所に駆け込んできたり、ある夜は眠っているじいちゃんのほうに向かって、「なんばしよるね?早よ戻らんね!」と叫んで、じいちゃんを起こしてしまったり、それなのに、毎朝、何時から始めるかわからないが、リビングのモップかけと、雑巾での乾拭きは欠かさない。
そして「ジルの毛が抜け始めたなあ。」と今朝も教えてくれた。
今日、教会で「人に仕える」ことに妨げになっている思いはないかを問われた。
モーセの十戒に、あなたの父と母とを敬いなさい。というくだりがある。
じいちゃんとばあちゃんとは、けいこたんの父と母になってくれたわけだから、敬うことにやぶさかではないが、日頃はそんなこと意識してない。
でも日曜日の礼拝の中で、ふと「神様に見られていることを意識しよう」などと思ったりする。
そして「ショートステイにおいて、何事もなく過ごしてくれていますように」と祈ったりする。
「人に仕えることに妨げになっている思い」は自分では、わからないが、「人に仕えること」を仕えていると感じない鈍感さは、神様から与えられた祝福かも。

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2008年5月19日 (月)

近況

近頃、パパは忙しい。
帰宅時間も、たいていは、じいちゃんとばあちゃんが寝静まってからだ。
パパは帰宅すると、「目薬済んだ?」と聞く。
だから、けいこたんは忘れずにじいちゃんに目薬を点してやることにしている。
おっとその前にパンツ替えだ。
今夜も、夕食が済んだ後、寝室に引っ込んだじいちゃんを追いかけ、「パンツかえましょうか?」と声をかけた。
だが、ばあちゃんが「濡れとらんてだもん」と答えた。
それでも、けいこたんはじいちゃんのパンツの重さを確認し、「濡れたままだと、下からばい菌が入るから、替えようね。」
すると、ばあちゃんも手伝い始めた。
じいちゃんのパンツを替えながら、「おじいちゃん、美女ふたりにパンツ替えてもらって、いいねえ。」とけいこたんが言うと、じいちゃんは「イヒヒ、よかなあ~」と笑って答えたよ。
それから、目薬を点して、「ハイ終わり」とけいこたん。
「ハイありがと。」とじいちゃん。
しばらく、パパの出張が続きそうで、けいこたんも、そろそろフルタイムでの仕事はきついかなと考えているこの頃である。

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2008年5月17日 (土)

由々しきこと

昨日のことだ。
仕事で帰省している娘から仕事場のけいこたんに電話。
「廊下におじいちゃんのおしっこみたいな水たまりがあるけど、どうすればいいの?」
「まだヘルパーさんがいる時間だけど、どうしておじいちゃん、廊下におしっこしたの?」
「ヘルパーさんだったら、30分くらい前におばあちゃんに、紙おむつの代金はここに置いてあるから、払っておいて下さいねって、帰ったみたいだよ。」
紙おむつの代金は、業者さんにヘルパー来宅時間に合わせて集金に来てもらっているのだがなあ。
というわけで、ヘルパー主任に連絡をとることとなった。
事の次第はこうだ。
担当のヘルパー氏は、いつもより、おじいちゃんがスムーズだったので、早く仕事が終わり、15分前に帰りましたと。(実際は、30分前に帰っているのに)
しかし、ヘルパー記録には、いつもの時間通り終わった旨、記載されていた。
これはやはり由々しき事だろう??
廊下におしっこがあった時点で、じいちゃんとばあちゃんはすでにベッドに横になっており、それじゃあ、おしっこをそのままにして、ヘルパー氏は帰ったのか?
たまに、夕方帰宅して、廊下のどこからくるのか、わからない臭いは、こういうことだったのか?
今回の件で、きちんとやってくれるヘルパー氏さえも、ひょっとしてと思ってしまうと、我が家の介護プランも見直しを図る段階にきているのかも。

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2008年5月15日 (木)

カーネーション

Img_0540_2  今年も、母の日に、ばあちゃんに娘のでこたんからカーネーションが送られてきた。
ばあちゃんにお礼の電話をしてもらったところ、ばあちゃんはいつものように「ありがとう・・」と言っていたようだったが、電話が済んで、けいこたんにこう聞いた。
「今の電話はだれだったかいな?」
けいこたんがでこたんだったと告げると、ばあちゃんは「そうだろうなあ、声が似とったもん。」
あいやぁ、ばあちゃんは、電話で話していた相手をはっきり認識してなかったのだろうか。
翌日、「あの花には、毎日水ばやったほうがよかろうか?」と聞いてきた。
けいこたんが「これから暑くなっていくから、水はやったほうがいいよねえ」と答えたが、しばらく経ってばあちゃんが再びやってきて、「もう花には水ばやったけん。」と告げて引っ込んだ。
それから花の水やりはばあちゃんの日課になっている。

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2008年5月 4日 (日)

ややこしいぞ

今日からじいちゃんとばあちゃんはお泊りに出かけた。
玄関で待っていたじいちゃんとばあちゃんだったが、お迎えの人が来た途端、なにやらじいちゃんの大きな声。
けいこたんが玄関に行くと、じいちゃんが「行かん行かん」と杖を持ったまま、後ろ向きになっていた。
ばちゃんを、先に車の乗せてもらい、それからじいちゃんに話しかけてみた。
「おばあちゃんが、怖い妄想ばかり見るけん、おじいちゃんがついてないと不安だよ。」
じいちゃんは「あっちでは見らんどお?」
「いやいや、あっちでのほうが余計見えるって。」
確かに、お泊りの記録帳には、(子供がいっぱい来てるとか、妄想が多かった)と書いてあったりするし、今朝も、「男がいっぱいでこっちに来られんだった。」などとばあちゃんの悩みも絶えないのだ。
一昨日など、「泥棒が入って来た」言ったと、じいちゃんが起きてきて、「こらっ!どこにおるか!」と夜中の騒ぎ。
じいちゃんは、ばあちゃんの妄想に対して、即座に反応してしまうが、けいこたんが妄想だよと教えてあげると「ふん、だろうな、次第にひどくならんとよかけどな。」といつものせりふ。
だから、じいちゃんが一緒にいないと不安なのよ。
じいちゃんは、向きをかえ、靴を履いた。
玄関で待っていたお迎えの方を見ると、二男の同級生だった。
「おじいちゃん、さっくんのお友達だよ。」
じいちゃんは彼女の顔を見て、けいこたんに聞いた。
「女の友達のおるとか?」
「女の友達も、男の友達もいるよ。」
じいちゃんはなにを思ったか、「そりゃあ、ややこしいぞ。ふふん。」とニヤニヤした。

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2008年5月 1日 (木)

月日

昨日はパパの帰宅が珍しく早かった。
聞けば、出張だったそうで、せっかく早く帰宅できるので、好きなゴルフの素振りでもしようかと思っていたらしかった。
が、帰宅してみると、そうは問屋が卸さなかったようだ。
じいちゃんがどこをどう迷ったか、ジルのウンチを踏んづけて、その足であちこち歩き回ったものだからたまらない。
洗面所から廊下まで、疲れて帰ったばかりのパパは、家中を拭きまくって、連休の合間のもの凄く忙しかった一日を終えてけいこたんが帰った時は、汗だくになっていた。
夕食時、93歳の知人がなくなった話をパパから聞いたじいちゃんは「なあんな、まだ元気だったばってんねえ。なんで、そんなに早くに。」と残念そうに言った。
じいちゃんの郷里の93歳のM氏が亡くなったその1週間後に奥さんも後を追うように亡くなったそうである。
その奥さんは、じいちゃんとばあちゃんが熊本を去る日に見送りに来られていて、記念写真にも写っている。
あれから三年、月日の経つのは早いものだ。

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