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2008年7月30日 (水)

食事指導

じいちゃんの退院間近。
けいこたんは病院で栄養士さんから食事についてのご指導を頂いた。
じいちゃんの摂取カロリーは1280キロカロリーと指示されていた。
1食のご飯は140g。食パンに換算するなら1枚半食べることができるという。
おやつには低カロリーゼリーも購入できると勧めてくれた。
若い栄養士さんは、わからないことがあればいつでも聞いて下さいと言ってくれた。
心強いことだ。
ちょっと聞いてみたい。
じいちゃんは来月で90歳になるが、一体何歳くらいまで食事療法をする必要があるのか?

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2008年7月29日 (火)

信用

けいこたんはじいちゃんの退院の前に、食事指導を受けることとなった。
入院時、血糖値のコントロールが上手くいかなかったじいちゃんも退院を目前にして、どうやら落ち着いている。
今後は、家庭での食事療法というわけだ。
そんなこととはつゆ知らず。
じいちゃんは「もうすぐ退院だよ」と言うと「そんなら、俺は入院しとるとな?」と聞いた。
「そうだよ。でも、もうすぐ退院だからね」
じいちゃんたら「それは、本当に信用していいのか?」だって。

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2008年7月23日 (水)

もうすぐ退院

けいこたんは、3日間上京していた。
それで、今日の夕方、久しぶりにじいちゃんを見舞った。
もっとも、職場への電話で、じいちゃんがそろそろ退院できるとこまで回復していることを知らされていた。
じいちゃんの足はなかなかしっかりしてきたようだ。
今回は、本当に退院へのカウントダウンだ。
というわけで、じいちゃんにそのことを話してあげた。
するとじいちゃんは「ウソばっかり言うてから」と退院できることが信じられない様子。
けいこたんは「なんでそんなに素直に喜べないの?」と聞いた。
じいちゃんは「おるの(俺の)ひがみたい。」
「かわいくないねぇ。ちゃんと歩く練習頑張って、早く退院してよ。」
じいちゃんは毛布を上まであげた。
病院のスタッフ氏が、「退院後は施設ですか?」
またきたよ、家に帰るって最初から言ってるでしょうが。
だから、足腰を鍛えて欲しいんです。せめて、入院前の状態に訓練して欲しいんです。
じいちゃんは今日、歩いてトイレまで行ったことや手を引いて歩いていることも忘れている。
だが、足のほうは確実に筋力がついてなんとか歩けているので、いいよね。
予定は来週末。

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2008年7月17日 (木)

ジルの災難

じいちゃんの食欲がないと聞いたので、プリンを持って行った。
けいこたんの顔を認識したじいちゃんに、仕事帰りに寄ったことを告げるとじいちゃんは「きつかったな」と言った。
じいちゃんにプリンを食べるか尋ねると「うん」とうなづいた。
スプーンを借りてきて、じいちゃんに持たせた。
じいちゃんは最初、スプーンの背のほうで、プリンをすくおうとしたが、うまくいかず、けいこたんが「反対だよ」と教えてあげた。
元来甘党のじいちゃんなので、プリンをするりと食べた。
看護師さんが近づいてきて、「あのぉ、これはDrからの許可をもらっておられるのですか?」
けいこたんは心の中でしまったと思った。
じいちゃんは糖尿病なので、カロリー制限があるはずだ。
だが、あまり食べないので体力がつかないと聞いたから、差し入れをしようと思ったのだ。
これは家族の見解で、薬剤師としての見解は、ちゃんとDrと相談の上、差し入れをすべきであったろう。
でも、食べないって言われていたし・・・。
じいちゃんの好きなバナナも生協で無農薬のを買っているのに・・・。
心の中で言い訳するけいこたんだった。
美味しそうに食べてしまったじいちゃんに「糖尿病だから、お医者さんのいうことをちゃんと聞いて下さいって怒られちゃった」と言って、二人で顔を見合わせて笑った。
病室を出ると、いきなりの土砂降りで、けいこたんは駐車場まで、じいちゃんの洗濯物入れのビニールを傘にして、全力疾走した。

家では、けいこたんの帰りを待っていたかのように、ばあちゃんが血相かえてやってきた。
「だれかわからん人がきて、荷物を放り込んだ。ジルを外に出して行って、それから大変だった。」
ふと見ると、網戸ははずれ(ジルは、人が来ると、網戸をガタガタさせて吠えるのだ)、テーブルの上には雑巾(家の中に戻ってきたジルの体を拭いたとか)。
そして、ジルはというと、いつもヘルパー氏来訪の時間のみ繋がれているピアノの脚に繋がれたままだった。
この夏の暑い中、けいこたんが帰宅するまでの時間、水にもトイレにも届かない状態で、繋がれていたジル。
無事でなにより。

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2008年7月15日 (火)

リハビリ計画

じいちゃんのリハビリの実施計画書に家族の同意のサインがいるという。
けいこたんは、昼休みにじいちゃんの入院している病院に出かけた。
じいちゃんは、歩行器を使っているが、体を後ろにのけぞらせて歩くそうだ。
家ではちゃんと歩いていたのに だ。
車椅子や歩行器の助けばかり借りていては、どんどんそれに頼るようになるのではないかと少し不安になった。
「今後はどうされますか?」
「はあ?病気がよくなって(実際体調のほうは、よくなっている)歩けるようになれば、退院させますが。」
「そうですか。」
他になんの選択肢があるというのか。
「歩行器で歩く時、体をのけぞらせて歩かれますが、以前からそうでしたか?」
「家で、車椅子やら歩行器やらは仕えないので、自分の足でしっかり立てるように、訓練をお願いします。」

夕方、再びじいちゃんを見舞った。
けいこたんが「こんにちわ」と近づくと、じいちゃんはいつものようにけいこたんの顔をジーッと見て、「けいこさんな?」
それからは「いつまで、こげな所におらなんとか?農閑期でよかったばい。でなかったら、田んぼはやめなんとこだった。」と漏らした。
そうだよ、今のうちに訓練して、早く帰ってきてよ。

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2008年7月14日 (月)

面会

じいちゃんの状態は悪くなっているわけではないが、まだ退院の許可は下りない。
面会に行くとけいこたんの顔をジーッと見て「けいこさんな?」と聞く。
「おじいちゃん、ご飯食べないと元気にならないよ。」
じいちゃんは「ここで、仕事もなあんもせんけん、腹もすかんもんなあ。」
「おじいちゃんは家でも、ベッドに寝ていたり、ソファーに寝ていたりばっかりだよ。」
じいちゃんは「そうな。ほなら、あんまり変わらんな。」と言った。
「だけど、家では、トイレや洗面所に行く時やご飯食べに行く時は、ここみたいに車椅子じゃなくて、歩いてるもんねぇ。少しは違うよねぇ。」
「そうたいなあ。」そして、「会いに来るように言うてくれ」とパパの名を挙げた。
「おじいちゃんたら、パパは一昨日会いに来たでしょう?」
「そうだったな?忘れた。」
じいちゃんの顔は目の下に隈が出きているように見えた。

食欲があんまりなさそうで、ご飯を残されますと看護師さんからの報告に、けいこたんは、ご飯の上におかずを載せると食べるからとお願いして病室を後にした。

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2008年7月11日 (金)

誕生日

けいこたんの誕生日は7月だ。
一緒に食事に行こうにも、パパは連日遅い帰宅。
ばあちゃんと二人で食べる食事中の会話にはピンポンがない。
そこで、ようやくパパが夕食の時間に間に合いそうな金曜日、お寿司とケーキ3個を買ってきて、誕生会の真似事となった。
お寿司を前にパパがばあちゃんを促してハッピーバースデーを歌ってくれた。
しばらくして、食べ進んでいたばあちゃんが口に手をやって、なにかを取り出し、それをお寿司の皿の上においた。
けいこたんは、思わず見てはいけないものを見たと思った。
顎がはずれるほど美味しいとは聞いたことがあるが、ばあちゃんは入れ歯がはずれるほど美味しかったのかねぇ。

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2008年7月 9日 (水)

まだまだ

昼休み、じいちゃんの病状を尋ねるため、Drに面会を求めた。
じいちゃんの元気そうな様子から、予定していた2週間の期限がそろそろなので、わが家では、退院のカウントダウンが始まる気配なのだ。
ばあちゃんの、親戚に連絡せんでよかろうかという意見にも、「来週には、退院するし・・・」とお茶を濁していたのだが。
Drとの面談の結果は、糖尿のコントロールにもう少し時間を欲しいということと、足腰の弱り方からして、リハビリを必要とするとのことだった。
「なにか、早く退院する事情でもおありですか?」と聞かれ、けいこたんは家でずっとついているわけにもいかないので、リハビリして、家での生活がスムーズにできるようにお願いしたわけだ。
じいちゃんの黄昏ている姿を見ると、なんとも気の毒になるけいこたんだが、まだまだ激励の日々は続く。

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2008年7月 7日 (月)

ミラクル

4日の血糖値があまりにも高かったので、びっくりしたが、空腹時血糖値が少し下がってきている。
でも、まだ糖尿病の薬を中止したままなので、やたらと差し入れをするわけにもいかない。
昨日は持って行ったマルボーロもそのまま持って帰った。

けいこたんの職場から徒歩で3分の所に、じいちゃんの入院している病院がある。
仕事帰りに立ち寄ると、じいちゃんは夕食が済み、ホールで車椅子に座ってうつむいていた。
「おじいちゃん、こんにちわ。けいこですよ」と声をかけると、顔をあげた。
そして、「こげん所(こんな所)に入れられて、もうしまいな。」と嘆いた。
ここで再びじいちゃんに納得してもらわねばばらない。
じいちゃんは肺炎みたいで、大変だったこと、肺炎はとっくによくなっているが、血糖値がコントロールできなくて、もう少し入院する必要があること。でも、それもあと1週間くらいだと思うなどなど。
じいちゃんは「ほんなら、退院できるとな?」と聞いた。
「退院できるよぉ。だから、それまで、ここでもう少し頑張ってね。毎日、帰りに寄るけんね。」
じいちゃんはけいこたんの顔を見て「毎日、来てくれるな?毎日顔ば見せてな。」とつぶらな瞳で訴えたわけさ。
知らない人ばかりの中に突然入れられて、じいちゃんも寂しい思いをしている。
だが、会話の中で、じいちゃんの頭が少しすっきりしてきたような感じを受けるのは、けいこたんの欲目だろうか。
高熱が出たり、血糖値が急に下がったり上がったりで、頭の中が回路がつながったなんてことないよなぁ。
ちょっとミラクル。

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2008年7月 5日 (土)

夕日

今年は例年以上に虫から守られている庭の桃の実を眺めていたけいこたんの耳に、ばあちゃんの声「ほら、見てみろ。花火のきれいかぞ。」
和室を覗くと、ばあちゃんが床の間のほうを見て、そこにいる子供にでも話しかけているかの様子。
「おばあちゃん、夕日がきれいですねぇ。」
ばあちゃんはけいこたんに気がつき「ああ、あただったね。夕日もきれいかなぁ。」
ふたりで眺めた夕日は、遥か彼方の空を自分色に染めて沈んで行った。
しばらく経ってパパが帰宅した。
「じいさんの病院に寄ったら、夕日がきれいだけん、車椅子に乗って眺めさせとった。」と看護師さんから聞いたとのこと。
おやまあ、じいちゃんとばあちゃんは、二人で同じ夕日を眺めていたんだね。

さて、じいちゃんの血糖値は、昨日あたりから低血糖から高血糖に急変化。
もともと、ベースに糖尿病があるから、血糖値のコントロールができないと、退院は無理かも。当然のことながら、ブドウ糖の点滴は中止。

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2008年7月 3日 (木)

入院3日目

入院中のじいちゃんを、ばあちゃんと二人で見舞った。
じいちゃんはホールにベッドを運び出されて点滴を打たれていた。
周囲では、他の患者さん達(入院病棟に空きがなく、介護病棟にいるので、他の皆さんはほとんど認知症)がレクレーションの最中だった。
じいちゃんにはレクレーションの声が音楽にでも思えるのか、「さっきから、二十歳くらいの娘さん達が踊りよんなるど?」「あの人達は、今からどこに行きなはるとだろうか?」などと聞いた。
「おじいちゃん、昔娘さん達の踊りは終わったみたいだよ。おばあちゃんが来てるけど、わかる?」
じいちゃんは照れくさそうに「わかっとる」と答えた。
ばあちゃんが「会いたか人がおるど(いるでしょう)?イサムさんな?みのっさんな?」と聞いた。(おいおい、じいちゃんは、すぐに退院するんだよ。)
じいちゃんは「そうなあ。長男のイサムかなぁ」
「おじいちゃんが長男でしょう。イサムさんは、じ・な・ん」とのけいこたんの突っ込みに、じいちゃんは「ああ、俺が長男だった。おれもぼけとるなあ」
そして、「もうたいがい帰ってよかろうもん」と言った。
ちょうど担当の先生が通りかかり、血糖値が上向きであることを教えてくれた。
食事量はまだ多くはないそうだが、けいこたん達の目の前で、じいちゃんはおやつのヨーグルトを全部たいらげた。
じいちゃんが顎をさすって「髭ばそらんといかん」
「昨日、パパが帰りに寄って、剃ってやったでしょう。ダンディーになっとるよ。」
じいちゃんは「そうだった、そうだった。昨日剃ってもろうたたい。」と再び、顎をなでまわした。
それから話の途中で、何度も「もう稲刈りは済んだのか?」と聞いた。
だから、今は田植えの時期で、これから暑い夏がきて、それから稲刈りの時期になることを数回話してやった。
看護師さんが「昔は働き者だったんでしょうね」と言うところからすると、じいちゃんは、馬の餌や、稲刈りやらをちゃんと捗っているのか、気にしているらしかった。
元気を取り戻しつつあるじいちゃんを残し、病院の玄関から車椅子に乗ったままのばあちゃんと帰った。
じいちゃんは「もう1週間もいる」気がするようだが、まだ3日目であること、大体2週間くらいの入院予定であること、その間に足腰が弱らないように、頑張ることなどを伝えて、本日の激励終了。
途中、ばあちゃんが寺(デイサービス)へ仕事(通所介護)に着て行く服がいると言うので、買い物をして帰った。
ばあちゃんは帰ってから、けいこたんに「服はいくらだったね?」と聞いた。
「4千円」と答えると、重たい財布を出して、いっぱい入った10円玉を数え始めた。
「1・2・3・4・5・・・これで、2千円。・・・はい4千円」
ばあちゃんは広げたタオルの上に、10円玉を30枚ほど載せてけいこたんにくれた。
「足りるね?足りんなら、言うてね。」
けいこたんは「大丈夫。足りるよ」
なんか不思議だが、今夜の「渡る世間・・・」の準備はつつがなし。







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2008年7月 2日 (水)

サービスです

じいちゃんは、入院時、看護師さんが何かをしようとする度に「そげんことばかりして、おれからぜんばとろうてばかりして!」と怒鳴った。
「レントゲンとりましょう」と言われても「ぜんばっかりとるとだろ!」
「ベッドを移しますよ」と言われても「またぜんばっかりとって!」
郷里の違う看護師さん達は「さっきから、てつおさん、てつおさんって言われているようですけど」とちんぷんかんぷんの様子。
けいこたんは「ぜん(銭)ばとられる」の意味だと説明した。
そしてじいちゃんに「おじいちゃん、大丈夫だよ。全部サービス!」と告げた。
じいちゃんは「なんな、サービスな。」と安心した様子。
看護師さん達もそれからはじいちゃんが抵抗するたびに「サービスです。」と言ってくれた。

今日は、じいちゃんも落ち着いた様子でおとなしくベッドに横になっていた。
看護師さんが水を飲ませてくれても「ぜんば・・・」などと言わなくなっていた。
そして、「早ようようなって帰らなん。」と気持ちも前向き。
パパとけいこたんの名前もちゃんと出てきた。
血糖値も少~し上がってきたとのこと。
点滴の効果に期待しよう。

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2008年7月 1日 (火)

じいちゃんの入院

今朝起きたら、じいちゃんの唸るような声が聞こえた。
昨日、結局会社に泊まり込むことになってしまったパパが、帰ってきて「おはよう!」と声をかけたら、じいちゃんも「おはよう!」と返してきたそうだが、それ以外はわけのわからないことを、大きな声でしゃべり続けた。
熱は下がっているようだが、ひょっとして脳梗塞?(いやいや、じいちゃんはとっくに多発性脳梗塞だ)
おんぶするにも、じいちゃんはつかまろうとしないので、救急車を呼んだ。
検査の結果は、肺炎を起こしているという。そして、低血糖状態。
入院のできる施設へ移してもらった。
そこは、以前ばあちゃんも入院したことのある施設で、介護病棟に空きがあった。
救急車から入院までの午前中はパパが、午後からのDrの説明やらはけいこたんが受け持った。
じいちゃんの肺炎は心配するほどひどくはなさそうだった。(尤も、高齢の身だ。油断はできないが。)
ただ、点滴をしても、一向に血糖値が上昇しない。
しばらく入院することになりそうだ。

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