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2009年1月22日 (木)

ばあちゃんのお言葉

本日のばあちゃんのお言葉。
けいこたんが「おばあちゃん、こんばんわ」と声を掛けると、目を少しあけたばあちゃんが「今、何時な?」と聞いた。
けいこたんが「7時前だよ。今、仕事から帰る途中で寄ってみました」と答えると、ばあちゃんは目をつむった。
目やにがついていたので、拭いてあげると、また目をあけた。
「おばあちゃん、口も拭いてあげようか」
ばあちゃんは「よか!」と答えた。
それから再び、ばあちゃんは目を閉じた。
看護師さんがやってきて、ばあちゃんの鼻チューブの中に、解熱剤の粉にしたものを、水に溶かして流し込んだ。
「おばあちゃん、おじいちゃんは今夜はお泊りに行ってるよ」
ばあちゃんは再び目をあけて、けいこたんの顔を見た。
何か言おうとしていたが、けいこたんには理解不能。
今夜のお言葉は二つだけ、理解できた。

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2009年1月21日 (水)

ばあちゃんのミトン

ばあちゃんは熱が出たり引っ込んだりしている。
それは、ばあちゃんの枕の下に氷枕の有る無しで判断していることだが。
熱が下がらないと、口腔訓練も怖くてできないとはDrの話。
それから、ばあちゃんの鼻チューブもはめられていたり、はずされていたりしている。
最初、鼻チューブがはずれていた時、交換(1週間毎に交換と聞いていた)なのかと思った。だが、「自分ではずされるので、食事の度にはめることにしました」とのことだった。
また、しばらくすると、鼻にチューブがはまっていて、動かすことのできる左手には、拘束ミトンがはめられていた。
拘束しないようにとは、世の流れだが、ミトンをはめていないと、ばあちゃんは自分でチューブをはずしてしまう。
以前、高熱で入院した時も、点滴を自分ではずしてしまうので、内服薬しか使えず、ばあちゃんの熱はなかなか下がらなかった。
それに、三度の食事毎にチューブをつけたりはずしたりと聞いたときは、さぞかしつらかろうと案じていたので、ミトンのほうがましだと思う。
ばあちゃんはけいこたん達の顔を見る度に「戻ろごたる」とかすかに訴えるが、自分の口からご飯が食べれるようにならないと、退院は無理だとは、とても言えない。

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2009年1月15日 (木)

パパの介護日記②

昨日、「腹の具合が悪い」とデイサービスを休んだじいちゃんは、同じく「じいちゃんの介護」で会社を休んだパパに連れられて、病院へと向かった。
だが、担当の先生は休みで、パパは看護師さんに、まだ車に残しておいたじいちゃんの状態を告げ、看護師さんからは、「しばらく様子を見ましょう」というようなことを言われて、結局自宅での静養を余儀なくされたのだった。
けいこたんは雇われの身だから、パパみたいに休みを取りやすくはないが、パパもそうそう休んではおれない。
今朝は大丈夫だろうか。
「まだ寝ていたい。」と言い張るじいちゃんをパパに車に乗せてもらい、デイサービスまで送り届けた。
デイサービスでのじいちゃんはポカポカ暖かい陽射しの部屋でうつらうつらと過ごしたとの報告があった。
なんとか、難を脱したか。

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2009年1月13日 (火)

パパの介護日記

午後、仕事中はマナーモードにしている携帯を見ると、パパからの着信履歴。
すわ何事か と掛けてみると、じいちゃんが腹痛を訴えていると、デイサービスから連絡があったとのこと。
けいこたんが電話に気がついた時は、すべて終了してしまっていたのだった。
デイサービスから連絡をもらったパパは、病院に連れて行くべく、会社を早退したそうだが、デイサービスのスタッフ氏がすでに連れて行ってくれた隣接の病院の玄関に入った時、パパは待合室まで漂ってくる臭いで腹痛がじいちゃんの便秘が原因であったことを悟ったそうである。
診察室では、看護師さんが二人係でじいちゃんの下の処置に奮闘中だったとは、パパから聞いた話。
主治医のDrは腸閉塞でも起こしているのなら、(ばあちゃんの)隣のベッドに入院させようかと思ったそうだが、X線検査で、便秘からくる腹痛であることが判明したらしい。
幸い、じいちゃんは大事に至らなかったが、帰宅後、名残りか、紙パンツの中にもポタポタ。
パパはシャワーで洗ってやったそうだ。
すっきり排便の直後から、じいちゃんは「寒か、寒か」と訴えており、けいこたんが「ただいま」を言いに行くと、じいちゃんの顔は少し青ざめているようだった。
ご飯は食べないと言うじいちゃんにお茶や生姜湯を飲ませた。
今朝は出勤する車の屋根には雪が少し積もっていた。
こんな寒い日に、おしりを出しての処置は、じいちゃん、そりゃあ寒かったことだろう。
パパも「今日は本当に疲れた。こっちが風邪ひきそうだよ」
パパにも、生姜湯を飲ませた。
二人とも風邪ひかないといいが。

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2009年1月 8日 (木)

右下

今年最初の公休日。
けいこたんは、珍しく、パパに代わってじいちゃんの受診に付き合った。
最近、じいちゃんは、右目の瞼が膨らんでいる。
Drは、じいちゃんを見るなり、「浮腫んでますなあ。右側を下にして寝ていますか?」と聞いた。
確かに、じいちゃんはいつも右側を下にして寝ているし、家で過ごす時間の殆どを、ベッドの中で横になっている。
それで、体の浮腫みが現れているのだそうだ。
昨年、入院した時から、利尿剤が減らされていることをDrに話した。
退院後も、利尿剤は削除されたままだった。
1ヶ月くらい様子を見て、浮腫みが続くようなら、再開しましょうということになった。
Drはじいちゃんに「昼間は起きていたほうがいいですよ」と話してくれた。
じいちゃんは覚えてないだろうが。

診察を待つ時間が、かなり長かったので、先に、ばあちゃんの病室に行ったのだったが、じいちゃんに「おばあちゃんの病室に行くよ」と話し乍ら車椅子を押して行ったにも拘らず、ばあちゃんの傍に寄ったじいちゃんは「こら、だるな?(誰?)」と聞いた。
「おばあちゃんだよ。」と、ばあちゃんの名前を教えてやると、じいちゃんは「おい、早うようならなんぞ」と言った。
ばあちゃんが、けいこたんの顔を見てしきりになにか言うので、耳を近づけて聞くと「早よ戻らんといかん」と言っていた。
「早よ、戻らんといかんね」とけいこたんが言うと、ばあちゃんは頷いた。
今日はばあちゃんの熱は下がっているのか、氷枕ははずしてあった。

診察を終え、帰路、病院の玄関から廻してきた車に乗るまではスロープか階段がある。
じいちゃんに「ちょっと長く歩く道と、4段の階段を降りるのとどっちがいい?」
けいこたんは来たときと同じ質問をした。
じいちゃんは同じく「かいだん」と答えた。

帰宅後、「今日はおばあちゃんに会えてよかったね」
じいちゃんは「俺が会ったとな?」と聞いた。
食後、「寝る」と言うじいちゃんを左側を下にして寝せたが、けいこたんが外出から帰って覗くと、やはり右側を下にして寝ていた。

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2009年1月 7日 (水)

じいちゃん語録

年末年始休暇を終え、再び、いつもの生活が戻ってきた。
1日の始まりは、髭剃りを終えたパパがじいちゃんの着替えをしている間に、けいこたんは朝食の準備。
パパが先に出かけた後、数十分遅れで、けいこたんもじいちゃんを伴って、出かける。
じいちゃんを車に乗せるのが一苦労。
車の乗り方が上手くいかないと、じいちゃんは怒り出す。
1日目「なぁんもわからんでおるとに、こらっ!くらすっぞ」
門から車庫まで階段を十段降りて行くのは、じいちゃんにはそろそろ大変かもしれない。
じいちゃんは、ばあちゃんが元気にしていた頃は、なにかにつけ、こんな風に、ばあちゃんを怒鳴っていたもんだった。
「はいはい、私なら文句言っても構わんけど、お風呂に入れてもらう人には言わないでよ!」
けいこたんも応酬した。
デイサービスのスタッフ氏に、じいちゃんをバトンタッチし、職場へと向かった。
職場に着いたら、もう,、じいちゃんとの侃々諤々の騒ぎどころではなかった。
休み中に熱を出した小児科の子ども達や、リハビリを休んでいて、調子がよくないと訴える整形の患者さん達で、一日はあっという間だった。
帰宅後、じいちゃんの休んでいる部屋を覗き、「おじいちゃん、ただいま」と声を掛けた。
デイサービスから帰り、お茶とおやつを平らげて、ベッドにもぐりこんでいたじいちゃんが「ご苦労さん」と答えた。
「すぐ、ご飯の支度するからね」
けいこたんはお鍋を煮込みながら、じいちゃんの下着やシーツの下洗いを済ませ、帰る途中で病院から持って帰ったばあちゃんの洗濯物と一緒に洗濯機にほうり込んだ。

2日目
昨日ほど、お出かけを嫌がりはしなかったが、やはり、車に乗せるのは大変だった。
上手く体が車に乗らないので、じいちゃんはとうとう「もう!死んだほうがましたい!」
けいこたんはいつもならなんとかじいちゃんの気持ちを和らげようとあれこれ考えるのだが、とにかく穏やかに穏やかにと、自分に言い聞かせた。
帰宅後、じいちゃんはやはり布団に潜り込んでいたが、「おじいちゃん、すぐご飯にするね」
じいちゃんは「うん」

3日目
今日は、なんとか、上手くじいちゃんを誘導できた。
と思う。
車のドアの前で、体を反対向きにして乗ろうとしたじいちゃんに「おじいちゃん、左の足から乗るんだよ」などと手伝っていたら、じいちゃんは「ややこしかなあ!」と言った。
〝うん、まったくだよ。じいちゃんの頭の中はややこしいよ〟とけいこたんは思った。
今日はパパから〝出張先から早く帰れたので、病院に寄ってきます〟とメールをもらっていた。
「おじいちゃん、ただいま。」
じいちゃんはまたも潜り込んだベッドの中から「ご苦労さん」と答えてくれた。
食事の支度をやっている最中にパパが帰ってきて、じいちゃんの汚れ物の下洗いと、持って帰ったばあちゃんの洗濯物とを洗濯機にほうり込んで、さらに、じいちゃんの着替えも済ませてくれた。
じいちゃんは夕食の牛丼を「少し多めに」と要望。
平らげた。

昨年、ばあちゃんが脳出血で倒れ、我が家の生活は一変した。
当初、どうなることかと思ったが、いろんな道が備えられて、なんとかやりくりしている。
まったくストレスがないわけでは勿論ないが、祈られたり、支えられたりしていることに感謝。

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