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2010年4月27日 (火)

こかけ

久しぶりに日記を書く。
最近、じいちゃんもばあちゃんも状態が落ち着いてきたようだ。
今日は、ばあちゃんは、肩に触れたり大きな声で呼びかけたりすると、目を開けて、けいこたんの顔を見ることが多かった。
いつものように、カレンダーを枕元の壁からはずして、「今日は、4月27日」と言うと、カレンダーにじっと見入っていたようだったが、その目は、けいこたんの顔に向けられてあったようにも見えたし、つまりは、どこに焦点があっているのか、そのつぶらな瞳からは判断がつかなかったのだ。
ずうっと話しかけるけいこたんに退屈したのか、ばあちゃんはそのうち、目をつむってしまった。
先日、ばあちゃんのリハビリを見たときは、左足を曲げたり伸ばしたりされるのに、少し顔をしかめていたっけ。

一方、じいちゃんは会話が弾んだ。
「今日は4月27日。もうすぐ5月だよ」
じいちゃんは「もう、そぎゃん(そんなに)なるなあ?」
「そうだよ。早いですねえ。うちでは、庭にスイカを植えたよ」
すると、以前、スイカを作っていたじいちゃんは「少しは伸びよるな?」と聞いた。
「昨日、雨が降って、少しずつ伸びてきたから、実ったら持ってくるね」と話してやった。
「それから、にがうりも作ったけど、おじいちゃんは食べる?あんまり、好きじゃなかろう?」
「少しなら、食べる」とじいちゃん。
「おじいちゃんは、ニガウリはどんなにして食べる?コカケ?」
「うん」
「そんなら、できたらコカケにして持ってきてやるね」
ああ、けいこたんもひさしぶりに「ニガウリのこかけ」を食べたくなった。
もう少し経って、スイカが伸びてきたら、じいちゃんに手入れの仕方も聞いてみよう。

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2010年4月11日 (日)

新しいミトン

じいちゃんの手は、相変わらずミトンをつけたまま。
最近では、じいちゃんが、ミトンをチューチューしゃぶっているようで、鍋つかみを代用した物は、ボロボロになってしまった。
時々鼻チューブをはずしてしまい、危ないので、もっとちゃんとしたミトンを準備してくれないかという旨の電話が病院側からあった。
最近では、洗濯物が出る度にミトンも洗っているので、幾組みかを再度購入することになった。

以前書いたことがある【愛の会のミトン】は、手首の長さをもう少し長くと言われ、会のほうにお願いしたら、快く作って送って下さった。
けいこたんがはめてみると、中の握り棒が、なんともいい感じ。

先にインターネットで購入した介護用ミトン(この類が、じいちゃんがこれまでつけていたものと同類のものだが)も、時を同じくして届いたので、それもはめてみた。
こちらは、固くて中で手が動かせない。
まさに、拘束という名にふさわしいミトンだった。
手をまっすぐにしたまま動かせないというのは、体を布団の中で寝返りできないでいる状態のような、なんともはがゆい気持ちになった。
気持ちよく過ごせるようになんとかならないものか。

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