« 1月4日 | トップページ | ハチミツとバラ »

2012年1月 7日 (土)

じいちゃんの最期

 じいちゃんの最期の朝、主治医のH先生は、〝微熱だが特に心配する状態ではない〟ことを確認し、帰途に着かれたそうだ。その後、メールでじいちゃんの死を知らされ、「えっ?」と思われたそうだ。
じいちゃんは、おしっこもちゃんと出ていたし、貧血がさらに悪化していたわけでもないので、まさしく寿命を全うした状態だったようだ。
 先生は、「ばあちゃんのほうなら、急変はまだわかるんだけど」と、暗にその状態を悟らされたけいこたんとパパだった。

 あの日、じいちゃんの急変を知らされ、けいこたんが駆けつけた時は、すでに心臓も停止しており、人口呼吸器で脈を少し保っている状態で、〝パパの到着を待つならば、さらに、心臓マッサージをする必要があるが、どうするか〟と選択を迫られた。
やっぱりパパの答えも「もういいよ」だった。
というわけで、けいこたんが最後を看取ることを許された。
枕元の機械の数字の最後のひとつが〝0〟表示になった時でさえも、じいちゃんの口からは「はい」と返事が返ってきそうだった。
 けいこたんとじいちゃんのふたりきりになった時、じいちゃんの耳元でいつも歌っていた賛美歌「輝く日を仰ぐとき~」を賛美した。(しかし、まともなメロディーにはならなかったが)
そして、じいちゃんが神様のもとで、やすらかになったことを感謝した。
でも、じいちゃんの拍手はもうなかった。

|

« 1月4日 | トップページ | ハチミツとバラ »

コメント

残念で悲しかったでしようね。お疲れさまでした、知らないとはいえ失礼いたしました。でも御元気そうなので安心しています(´・_・`)
又続けて書いて下さいね!(=^ェ^=)

投稿: 片山栄子 | 2012年3月25日 (日) 21:08

 先日は久し振りに元気そうな声が聞けて嬉しかったです。
お互い、少しずつ、しかし確実に、歳を重ねていますが、もう少し現役で頑張っていきましょうね。
その節は、薬剤師として、大切なことを色々と教えてもらいました。
今後ともよろしくお願いします。
絵文字が上手ですね(=^エ^=)
  真似してみました。

投稿: けいこたん | 2012年3月26日 (月) 23:45

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/150361/53676574

この記事へのトラックバック一覧です: じいちゃんの最期:

« 1月4日 | トップページ | ハチミツとバラ »